うとQ世話し 昔々のその昔 long, long, time ago に「ええぃ、ままよ」と
2020/12/6-2
(うとQ世話し 昔々のその昔 long, long, time ago に「ええぃ、ままよ」と)
昔々のその昔、同時多発に、親父は認知症、お袋は脳外科手術の失敗で植物人間状態、自分はうつ病、それに嫌気がさして奥さんからは三行半、会社ではそのことが密かに知れ渡り、ひそひそがやがや後ろ指、それでも二人の子の養育はせねばならず「泣きっ面に巨大スズメバチ」「踏んだり蹴ったりどつかれたり」「天中殺、まとめて1ダースお届けものです、と宅配された」ような、どうにもこうにも、しようがなくなったことがありました。
そんな時に、どうしたかというと、いい加減嫌気がさして
「全てをほっぽりだして」
しまいました。
暫く、ですが。
考えたってどうにもならない。悩んでも始まらない。どうしようもないんだからほったらかしておくしかないと、周りにはご迷惑だったと思いますが、全てをぶん投げてしまいました。
しかし
「世の中、どうしようもないこともあるもんだ」
という反面
「世の中、どうにかなるもんだ」
という側面もあるようで。
そのうち何とかなってきました。
そう思えるようになった頃、ほっぽり出して、ぶん投げてしまったものを、少しずつ拾い集め、徐々に手を付け始めました。
で、しからば、要するに何がいいたいのかと言うと
「何をやってもダメな時、どうしようもない時は、ほっぽりだすに限る」
という事。
恥も外聞も、メンツも体裁も、「かくあるべし」も、「●●として」もすべてぶん投げて
「一時、楽になる事」
が一番いいみたいです、という事でございます。
現在も商売上、似たような状況なので、この際、全てをぶん投げて、年末年始ぶち抜き7日間の御休みを取ります。
社員には有給休暇を、自分には食っちゃ寝、飲んじゃ寝の自堕落生活を付与します。
暫くの間
「ええぃ、ままよ」
でございます。