うとQ世話し 矛盾多きに見える発言のご説明 副題「公理公道につけ」

2021/1/26
(うとQ世話し 矛盾多きに見える発言のご説明 副題「公理公道につけ」)
コロナ渦での緊急事態宣言による時短要請、外出自粛要請で
「店が風前の灯火「以下」の状態」
と言っておきながら、一方で
「一刻も早いロックダウン(都市封鎖)と行動制限が必要」
というのは、明らかに矛盾。一体こいつは何を言いたいのだ?
という声が聞こえてきました。
確かに「大矛盾」です。
しかしこれは「今だけ」を捉えるとそうなのですが、時間軸を取って逆照射し、パラレル(同時併走)思考ではなくシリーズ(時間差立て繋ぎ)思考をしてみると成り立つ話です。
即ち二兎を追わず、一兎をかたづけて次に二兎目に移るという考え方です。
又「現在の自店にとってのみ都合の良い視点」を一旦脇に置き「最適解(コロナ渦最速収束)は何か」を見つけることを第一に置いて、その範囲の中で「自店に取っての最良を見つける」
方が結果的に社会も自店も良い方向に進むという考えから、上述の様な意見を申し上げた訳です。
それというのもお客様側に於ける「自粛馴れ」という言葉が示すように、お店側も
「乗り切ったら又」「再度乗り切ったら又々」の自粛要請では、だんだんやる気もなくなってくるからです。
むしろ「この一回は死ぬほど苦しいが、その次の要請はない」
と割り切れた方が、余程踏ん張り甲斐がある気がするのです。
それでもし、その一回すらもたないなら、それはコロナ渦のせいではなく、日頃の経営努力不足としか言い様がないのかもしれません。
かくいう我が社も、先日の資金借り入れを信金さんから断られた理由が、担当の方曰く
「御社の業績が悪いのは、コロナ渦以前からですよね。之では融資のしようがありませんよ」
でした。
なので、この際、それ以前からある経営課題も含めて、むしろコロナ渦をその「改善の良いチャンス」にしようと考えている次第なのです。
それが出来ないなら「自然淘汰の波」に従って消えるしかありません。
そういう意味では我が社は現在まさしく「ゾンビ企業」そのものです。
大切な国税をそんな企業にまで渡す必要はないと思います。
なので、なんとしてでも我が社はこの際「ゾンビ企業からの脱却」を計るべく最善の努力を断行する所存でございます。
追記)
死んだ親父がよく言っておりました。
「公理公道につけ」と。
(公理に従って公道を歩め、の意)

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