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(うとQ世話しお知らせ 9/18 新著「原稿用紙3枚以内掌編小説シリーズ32「そぅにも見えるし、こぅにも見える」発売予定)

2022/9/17
(うとQ世話しお知らせ 9/18 新著「原稿用紙3枚以内掌編小説シリーズ32「そぅにも見えるし、こぅにも見える」発売予定)
●案内文
●本書序からの引用2
「かなり以前、
人にものを伝える表現形式としては、口承伝播性(口にし易さ)、読者想像範囲の広範度からして
「芭蕉の俳句が手本。このコンセプトを活かし、今少しガイド的な言葉添えをした新しい表現形式が出来ないものか?」
みたいな事を書きました。
なのに、一向にそれが出来ない。
例えば
直近記事「見当違いで逆効果」
の中で、
「人は思っている以上に遥かに優れた想像力がある。
高いアンテナとレーダーを備えている。
アンテナやレーダー感度がこちら側の想像以上に高い多くの方々からみれば「何も言わなくても見ればわかる(感じる)」ので、それだけで十分なのに、それ以上敢えて口にしたりパフォーマンスしたりした時点で完全に「過多」「過剰」「嫌味」「これ見よがし」としてしか捉えられていない事に気付いていなかったのです。
記憶や印象に残してもらいたいがためにしている行為が、却って記憶や印象に残す事への「拒否反応」を起こさせてしまっている」
しかし是も
昔のある芸人さんのギャグフレーズ
「んもぅ、言わなくてもいいのに、言うんだもんなぁ」
を使えば他の文言は一斉不要だった。
伝えたい事を表すのに自分の場合原稿箋3枚を要していたのもたった2行で十分だった。
で、今回その反省も踏まえ訓練がてら掌編小説を原稿箋3枚以内で書き表すトライアルを始める事に致しました。

2022/9/17
本書はその㉜でございます。
再開後2作目の、父子(おやこ)会話シリーズ(?)です。

このシリーズはそれ以前の自分の作物に比べると、圧倒的に長い時間を費やして推敲をしております。
理由は、自分の中で二人の人間が居る事になるためで、相手の立場に立って推敲するのが相当に難しいからです。
何しろ実際には自分は今一人暮らしで、相手が横に居るわけではないからです。
しかも息子は二人居りますので、自然とその合成形となってしまい、実在する人間ではないので、しょっちゅう「この言い方って、リアリティあるんだっけ?」等と足止めを食らってばかりいる為です。
後、原稿用紙3枚以内の制約は、自分の様なお喋り人間には相当なる負荷になっております。かなりキツイです。
なので、推敲時間が圧倒的に長くなってしまっているようです。

自分は全くの素人で、趣味でこれを書いておりますので創作過程に於ける「秘密」なんて言うもののあろうはずもなく、誰に憚る必要も全く感じないので、毎回こうして創作過程の事実をご報告申し上げております。
本音が言えて、結構この部分の「書き」が一番楽しかったりもしております

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