その謎解き要素、本当に必要?
この記事は筆者の独断と偏見を多分に含んでいます。ご意見等あったら筆者のTwitter(@ice_ut)の固定ツイートにあるマシュマロとか適当なツイートにリプしてください。基本全部目を通すつもりです。
高難易度謎解き要素の高まりとそれに伴う参加者と主催者の間に生じる「ズレ」
近年、コロナ禍の影響からかProject Cold;に始まり、神椿市建設中。やそこから派生したNARRATIVEを筆頭に、AveMujica、BlueFairyChallengeといった高難易度謎解き要素を取り込んだコンテンツが増えてきている。
多くの場合、点字だのモールス信号だの常人には思い付かないような要素を盛り込んでクリティカルなひらめきが出ると「甜菜か?」と言われるようなものだ。
そのような要素が増えてくると高難易度謎解き自体を楽しむ側からすればとてもうれしいものである。この文章を書いている筆者もその一人だ。
ただ、そのようなコンテンツが増えること自体には歓迎ではあるのだが、最近は明らかにコンテンツを運営している側との「ズレ」のようなものを感じざるを得なくなってきたように思う。
どういうことかというと、こちら側としては高難易度謎解きをだしたからには少なからず謎解きが絡んでくるコンテンツ関連なのかな~と思わされてしまうが、いざコンテンツが終わり蓋を開けてみればまっっっっっっっったくといっていいほど謎解きに関係のないアクションゲームだNFTだバンドだの宣伝に成り代わっており、「謎解き専門家だぁ?まぁとりあえず宣伝の効率化には使わせてもらうけど終わったらもうどうでもいいよ」といったような運営からのメッセージではないかとしか受け取れなくなっているということである。
もちろん謎解きを作ってくれたことに感謝はしている。が、それはそれとして参加者側からの視点というのも大切にしてほしいし、むしろこのような印象を参加者に与えないですむような努力も主催者はしてもらいたいものだ。
長きにわたる駄文にお付き合いいただきありがとうございました。