自前のマイローテーション競技環境に振り回され続けた話
昨日行われたShadowverse 7th Anniversary Special ミリオンカップ
予選を抜けてその後も頑張って勝ち進み、GF決勝で負けて準優勝
BO3で10勝1敗はえらい
多少勝ったことで大会についての記述では饒舌になるが、できれば"ミリオンカップ準優勝者"としてではなく、"1週間自分でユーザー大会を開いてマイローテーション競技環境に向き合った人間"の文章として読んでほしい
もし結果が予選1没だったとしてもこの1週間の振り返りは書いていたし、ユーザー大会参加者が優勝していたら我が偉業のように喧伝していた可能性もあるかもしれない(シャドウバース界の人間、冗談の類ではなく本気で他人の功績を我が物顔で語る人間多くてビビる、それ君の実績ちゃうやん)
ミリオンカップの成績はとりあえずおいといて「マイローテーション競技環境楽しかったよね」というテーマのお話である
まずミリオンカップルールの確認
各弾ごとに特殊能力が異なり、昔のデッキほど能力が強く設定されている
そして同じ特殊能力を持つデッキで戦う必要がある
クラス被り不可
これ以降は、第1~11弾のデッキを①または1st、第12~21弾のデッキを②または2nd、第22~27弾のデッキを③または3rdと表すことにする
始まりは「逆張り」
自分は生来天邪鬼ではあるが最近その天邪鬼が高じすぎて、逆に真剣に取り組むことが面白いフェーズに入ってしまった
特殊ルールのマイローテーションのミリオンカップが発表された直後、そのルールの奇抜さから、人を囲い、情報を隠して大会に臨むことができたら優位に立てるだろうと予測
今まで一度もこんなのやったことないのに7年も経った今更こんなことやったら面白いだろうなぁ、という気持ちでマイローテーションに取り組むことに決めた
最初の仲間探しにも苦労しそうだったが、しばらく別ゲーに移行していたもくばさんがやる気ありそうだったので助かった
最初の壁
流石に競技環境がなさすぎ
フリーマッチでは区分に関係なく対戦が組まれるため一切参考にならない
本来、こういった特殊競技環境の提供はRatings for Shadowverseの役目だと思っているが、皆さんご存知のように私は今のRatings for Shadowverseのアンチなのでもう期待していなかった
プロはプロツアーで忙しいので自分自身が競技環境になる覚悟で定期開催を宣言し、固定客作りを狙う
期間終盤はユーザー大会設定最大の128人が参加していた
もっと毒がなく我がなくそれでいて人を集められる人間が定期開催するのがベストだったが、自分が今更律儀にユーザー大会を開く様子が客観的に見て面白かったのでよしとした
6/16 1st環境ユーザー大会1回目
確か60人くらいいた
おー、結構集まってるなぁと思いながら適当に好きなデッキを使う
みんなと一緒に浅瀬でチャプチャプしていたが、1時間くらい経って勝敗表を見てみると1人だけ尋常じゃない勝利数を稼いでいた
プルソンという名の怪物デッキに環境をぶっ壊される
そのデッキがこれ以上バレたら困るからもう使うのはやめてくれ!!と思っていたが、願いむなしく無双を続け、終盤は目コピによるプルソンミラーが大量発生していた
自分は使うのがもったいないため脳内でずっとプルソンの動きを確認していた
プルソンに関してはもくばさんのnoteを読んでほしい
ここに自分ともくばさんのプルソンについての思いがすべて記されている
6/17 2nd環境ユーザー大会1回目
予め目をつけていたのがロキサスEくらいだった
使われて異形Eは強いかもしれないといった印象だったが、あまり流行っていない
中盤以降じわじわと流行を見せたのが、ミストリナ&ベイリオンが入った連携R
自分でも連携Rを使ってみたが、勝ちはするがよくわからんといった感じでプルソンの衝撃には及ばず惹かれなかった
しかし、1位の勝利数は圧倒的で連携Rが環境の中心になるであろうことはわかった
このあたりからもくばさんと相談して人員を増やすことになった
自慢じゃないが、自分にはこういうときに誘える友達が全くいない(本当に自慢じゃないの何?)
メンバー選びはもくばさんが自分に一任してくれたのでGoogleフォームを使ってアンケート実施
どうせ1週間限定の調整でありルムマと意見交換ができればいいのでやる気と嗅覚を重視した
最低限、第1回ユーザー大会でプルソンの異常性に気付き、目コピでデッキを組むくらいのやる気がある人が欲しかったのでアンケートにおいて「BOS」と「プルソン」のワードを出せなかった人は弾いた
プルソンの衝撃を共有できる人でないと1週間一緒に練習することは無理だった
なんかシャドウバースのこういう文化とは一切無縁だったのに、人を篩にかけて選んでんじゃん自分wとかいう謎のツボにハマったが、今更人を選考している自分が客観的に見て面白かったのでよしとした
6/18 3rd環境ユーザー大会1回目
なんか自分が勝っていた
威光R、人形Nm、狂乱Vなどを使用
正直な話、自分が勝つのはあまりユーザー大会の質としてよろしくない
この日はRAGEのGFだったので会場の方にみんな行っていたのかな
君たち、もっと本気で戦ってくれよと思っていた
6/19 1st環境ユーザー大会2回目
マイローテーションの真の恐ろしさを知ったのは、この2周目からといってもいい
まず「ユーザー大会非開催期間にも動き続ける環境」
例えばプルソンにおける天界への階段は1tに置いてプルソンターンまで残るため餌として強かったが、ミラーにて熾天使の剣で割られるとリーサルを取ることができなくなる
そのため自分は0枚にする選択をしていたが、他のプレイヤーにも同様の動きがみられた
そして虚数物体や安息の領域でプルソン自体をメタろうとする動きが初日終盤と比べて強くなっていた
更にアグロ系のデッキも増加していた
そしてプレイの洗練具合
そうだよな、ミラーで5面埋めると贈り物出しても昏きで殴れなくなるから、相手の打点出なくて強いんだよなと勝手にプルソン愛好家の仲間意識を持っていた
6/20 2nd環境ユーザー大会2回目
この辺りはシャドバのやりすぎでシンプルに体調が悪くなっていた
ずっとプルソンのことを考えていた
機械Nmが招来の大天使を抱えて帰ってきた頃だと思う
連携Rがベルフォメット前に進化リオードと機動二輪車を盤面に仕込んでいたらベルフォメットを出されてもアルベールで21点出るんだよね~って考えていた頃に体力上限を増やされて、これはまずいのではないかと思っていた
3rdで威光Rを使いたい気持ちがあったため招来入り機械Nmに気持ちが動いていた
追加のユーザー大会実施
当初の予定では各2回のユーザー大会で環境を掴み、その後はサーバー内ルームマッチだけでミリオンカップに臨むつもりだった
しかし自分が思った以上にマイローテーション環境は捉えにくく、その奔放な変化に振り回され続けていた
あとは所属しているメンバーをそれとなく調べると、サーバールールで許可していたこともあり他のマイローテ調整環境と掛け持ちしている人もそこそこいたため、こちらに注力してくれるかは不明だった
本気度合によっては掛け持ちを禁止すべきかもしれないが、そこまで厳しく律してミリオンカップの勝利を目指す自分は客観的に見て面白くないのでなしとした
全く秘匿できなかったプルソンの取り消し線が悲しい
このサーバー自体はルールに従い、昨日のGF配信が終わった後にキレイサッパリ消してしまった
6/21 3rd環境ユーザー大会2回目
この環境はあまりやる気がないため、観戦しながら体調回復に努めた
ロイヤルを2ndで使う予定の人が多いはずだが、財宝Rもそこそこの数いた
相変わらず威光Rの影は薄かった
6/22 1st環境ユーザー大会3回目
情が強すぎてほぼプルソンを持ち込むことに決めていたが最終確認のため、この日のユーザー大会では最初から最後までプルソンを使用した
10勝14敗
突如発生したエフェメラ入りリノエルフにより後手を取ってもエルフに勝てない事態が生まれてしまった
話を聞くとエフェメラと人喰いの庭が入ったエルフミラーが大量発生していたらしい
プルソンの限界を悟ったため、涙を流して別れを告げた
6/23 2nd環境ユーザー大会3回目(最終日)
初戦で当たった人が連戦を希望しているようだったので自分は機械Nm固定で連戦していた
結果は6勝1敗くらいだった
ある程度勝てることがわかりデッキ登録までの残りの時間は1stのエルフについて考えたかったので2ndデッキについて考えるのはそこでやめた
今思えば最終日で俺と戦った人、もっと俺に勝ってほしかった…
ここまでが1週間のユーザー大会の流れである
決して環境の最先端に居続けたわけではなくて、よくわからんけど目まぐるしく移り変わる環境の渦の中で訳も分からずさまよっていた
そうやって振り回され続けるのが楽しかった
最終的なデッキ選択
1st
まずユーザー大会を開いて直面した「ユーザー大会非開催期間にも動き続ける環境」について考える必要があった
エフェメラ庭入りリノエルフが暴れ散らかしたことでその強さが周知のこととなったが、この成長し続ける1st環境の終着点はそこではない
庭ミラーには付き合いたくないからリザを入れよう、じゃあ妖精の調べ、ビートルウォーリアーを入れてアグロ要素を増やそうなどと考えた
ウィスパラーは出した瞬間に"死"を連想するほどに弱かった
数回のルムマでいらないカードを探し出し、従来のリノエルフから欲しいカードを加えた
ジンジャーWのちょっとした流行もギリギリ耳に入っていたので、その場合もリザが強みになるだろうと思った
最終的な形にしてからほとんど回していないが、過去の自分の経験が何とかしてくれることに期待した
2nd
2nd最多勢力はロイヤルになると考えていたので対連携Rを絶対に落とさないことをテーマにした
ミラーは正直、後攻でベルフォメット出す以外の勝ち方も負け方も知らなかった
他にはスロースでコストアップを狙うくらいか
この辺りの環境読みの間違いと認識の怪しさが結局最後まで尾を引くことになる
3rd
プルソンが"情"はあれど"理"で諦めざるを得なかったデッキだとすれば、威光Rは"情"も"理"も握る理由を肯定してくれるデッキだった
・財宝Rは守護が少なくこちらの20点パンチが通りやすい
・伊達の大見得で打点カットできる
・大参謀をより強く使える
・財宝Rを見て使用されるデッキに有利
自分以外に威光Rを使用している人間を全く見なかったのでサンプルがほとんどないが、何故ここまで使う人間が少なかったのかがわからない
今回の仕組み上、3rdデッキは最大1回しか負けないし0-2して無敗のまま終わる人も多いと思うから比較がしにくい部分ではある
結局何もわかんねえなぁと思いながらミリオンカップに臨むことになった
JCGミリオンカップ本番
長くなるので予選については2人だけ
機械Nm絶対殺すマンにマジで殺されかけた
ネフティスネクロなのはわかっていてもこちらは何もできなかった
残り1コストだけが破壊されていない状況になり絶体絶命
マジでよく知らんデッキ相手にマジでよく知らん効果のおかげで勝ちを拾った
あとは予選決勝で当たったVal|ばなおさん
1戦目取れたし、機械Nm後攻引いてやったなと思いベルフォメット着地までは行ったがメイシア進化ヴォイドリアライズ触手で死んでいた
その負け方教えてくれる人いなかったです
よくぞ1週間でここまで辿り着いたなと思いました
3回目の改名と静岡ミサイル無敵バリア
「フォールガイザー」という平和な名前だったのに何故か改名を余儀なくされた
前回ゲキカラーゲさんで負けたときに二度とゲキカラーゲさんにはしないと誓ったはずなのにアンケートで勝手に決まってた
他の改名案もなかった
他の選択肢についてはそれとなくスルーされた
毎度ご迷惑をおかけして大変申し訳ございません
ミリオンカップGF環境について
老人のための大会のはずだったのに無双する若者たちがたくさんいた
ジンジャーWがいることについては想定内だったが、タイムレスウィッチ入りのものに関しては明らかに洗練されているなと感じた
あとは7勝0敗の選手が集まっているはずなのに明らかに人間じゃない異形の者たちが混じっていた
こんなん知らん
マジで怖い
何されるのかわからん
俺以外の誰かに当たってひっそり負けてくれることを心から願っていた
死滅の霧入りリストが上がってきたのに死滅の霧に盤面一掃されるサトシの話が一回も出なくて悲しかった(俺が擦ってるだけ)
1回戦
vs しゅさん ①ジンジャーW②連携R③八獄Nm
威光R vs 八獄Nmは時期のズレによりローテ環境で存在しなかったマッチなので相性が不明だったが②の機械Nm vs 連携Rは想定対象だけあってガン有利
できれば2-0で決めたいと思っていた
①リノE vs ジンジャーW
残念なことにGF朝時点では自分の対ジンジャー観が固まっていなかった
自分の構築の場合、リザを全力で探すべきなのに甘えたマリガンをして先3の禁忌の処理に打点を吸われてしまった
その後も守護を置かれて後5で決めきれずジンジャーゼウス獅子の豪傑が完成して負け
やはりゲキカラーゲさんはあかんわ
②機械Nm vs 連携R
招来に進化を切ったし、ベルフォメットも安全に着地して勝ち
このマッチに勝つためだけの持ち込みなので一安心
③威光R vs 八獄Nm
神器鳴動がある以上、1ターンで20点を削ることはできないと考えていた
俺バカだからわかんねえんだけどよぉ、一気に20点削れないなら5tにクイブレ武装強化で殴ればいいんじゃねえか?
試合中に降りてきた天啓に従い勝利し、有利だったんだこのマッチ…って終わってから気づいた
準々決勝
vs Lizさん ①ジンジャーW②OTKNm③財宝R
その持ち込みは俺を殺しにきたのか??
準決勝に残ったのは①リノE②機械Nmの組み合わせしかなかったため配信を見ていた人には退屈な環境に思えたかもしれないが、配信外では各地で猛威を振るうジンジャーW組 vs リノE組の死闘が繰り広げられていた
OTKNmの持ち込みもGF環境においては凄まじい優位を築いていたのでここで自分が止めていなかった場合、Lizさんがこのマイローテーション環境の王者となっていた可能性は大いにあると思う
kiiさんは自分に感謝してほしい
①リノE vs ジンジャーW
先2にフォロワー出されてこんなに嬉しいことある?
先攻ジンジャーの強ムーブは先2スイーツウィッチorパスからの先3禁忌、先4マナリアグリモワールでの禁忌最速起動なので先2に手札の増えないフォロワーが出てきた時点で歓喜
最速禁忌がない時点で後手エルフ側有利となり、後5で削り切った
②機械Nm vs OTKNm
一瞬希望見せられて負け
気分の乱高下を味わった
③威光R vs 財宝R
思いがけず殴り合いになった
殴り合いになったら勝つのこっちじゃない?と思いながら、相手の手札にある杯を打たせるつもりで顔を詰める
そしたら回復せずにそのまま帰ってきた
打点が足りなかった場合も大参謀呼び出しタケツミ鑑定杯大見得で耐えてこちらに分がありそう
俺は財宝Rを舐めてないけど、威光Rは舐められてんねぇって感じだった
準決勝から配信となった
運営から称号やスキン、エンブレムをデフォルトに変更するよう促されて、渾身のセタス・ロウスキンが使えなくなったのがとても悲しかった
もくばさんとの練習風景
セタス・ロウミラーが日常的に繰り広げられていたのは世界でもここだけだと思う
準決勝
vs Pharaohさん ①アグロリノE②機械Nm③ディスカD
隣の山の準々決勝ではTerarina vs Pharaohさんが行われていた
流石にプロツアー本選進出者の壁打ち相手になりながら、片手間でマイローテーションをやっている人間に負けるわけにはいかないので上がってきたら自分が討伐するつもりだったが、先にPharaohさんが倒してくれていた
ビートルウォーリアー入りのエルフを見て親近感を覚える
ただ妖精の使役者に関しては、練習段階で自分も昔のアグロエルフの感覚で入れて試したが、9ppや10ppでもそんなに打点が出ないしエフェメラより手札でニートしていることが多かったので自分は抜いていた
ギルネリーゼやフィルレインが禁止、制限となり、ノール&ブランとウーラノスが変わり果てた姿になったディスカDには威光Rはかなりの有利がついていた
そのため①②のミラーで1本取って3rdの威光R vs ディスカDに持ち込めば勝てると思っていた
①アグロリノEミラー
択ないよ(笑)って感じだったが後4のビートルウォーリアーが残ってリノセウスで削って勝ち
そんなに大したことはしてないけど老兵の強さは出た
昆虫たちに感謝
後の配信でPharaohさんの手札を見ると使役者が嵩張っていた
②機械Nmミラー
よくわからんけど後攻引いてベルフォメット置いて勝ち
2タテは嬉しいけど威光Rも使いたかったなぁという勝者の驕り
決勝
vs kiiさん
準決勝以降の進行はDiscordのプライベートチャンネルで行われていたため、どちらが上がってくるかはわからなかった
紫杏さんの持ち込みは最新のトレンドからは少々ズレている気がしたが、それでここまで勝ち上がっているのが不気味で、kiiさんは知り合いなので戦いたい気持ちはあったが、シンプルに構築が強くて嫌だなぁという感じだった
①リノEミラー
1st環境のリノエルフについてエンシェントエルフの採用は直前までは必ずしも確定事項ではなかったという話をしたい
自分はもくばさんに必要性を説かれるまであまりピンと来ていなかった
基本的に後5がキルターンとなる後攻有利環境であるため、先攻で勝とうとするアプローチが必要でその手段を持っているデッキが強かった
リノエルフの場合、それがエフェメラであり、妖精の調べであり、エンシェントエルフだった
特にエルフミラーの場合、序盤のゴブリンやメイによるボードの取り合いが重要で、そこから先攻側のサイズの大きなエンシェントエルフが勝ちに直結する場面もあった
決勝の配信を見て先攻有利と取った人もいるかもしれないが、自分のこれまでのリノエルフミラーは全勝で後攻の方が多かった
PaRとかいう化石チームの総意なのはムカつくが、間違いなく強いデッキだった
でも決勝で先攻ゴブリンメイメイエンシェントするのはやめてください
100万円がかかっているんです
②機械Nmミラー
ミラーの先攻を渡された
昨日の予選決勝の相手のVal|ばなおさん助けてください
俺はミラー先攻の勝ち方を知りません
結局、先攻だったのもあり、手札が苦しかったのもあり、スロースの出目が最善ではなかったこともあり、負けてしまった
これは無理だったなぁと思いつつ、試合が終わった後にkiiさんと話していたら彼は後5でミスをしたことを後悔していた
なんの話だろうと思っていたら
ここで自分にヴォイドリアライズを加える選択肢を与えたことで負け筋を作ってしまったようだ
触手を出さず、わざとトレードで損をして大型機械兵の体力を1にしていたら、イルガンノの当たり先がなくなり自分に一切勝ちの目を与えず封殺できる状況だったらしい
次ターンの自分はヴォイドリアライズを加えるところまでは淀みなく動き、ヴォイドリアライズを出していたら次ターンのメイシアの打点が足りるところまでは動いたが、手はゼルガネイアを出していた
ミスのバトンはkiiさんから俺に渡され、"不運で100万円奪われた男"から、"降ってきた勝ちの目を潰して下手で100万円落とした男"になってしまった
ゲキカラーゲさんはなぜヴォイドリアライズを出さなかったのか
日和ったわけではなく普通に何も見えてなかった
2020年のギネスRAGEを最後にRAGEがオンラインになって2022年にオフラインRAGEが復活するまでやる気が地に落ちていた話は何度かしているが、正直その期間のシャドウバースの記憶が一切ない
機械Nmを使ったことがない
今回は大会を通じてそこそこの集中力を保ってそこそこのプレイをしていたので、アグロリノEか威光Rで厳しい割り切りやトップ受け択を要求されたらできていたと思う、実際に何度かしていたし
ただ機械Nmは本当に何も知らん
マイローテーションにはちゃんと向き合っていたが、あの時代に機械Nmに向き合ってなかったツケを払うときが来てしまった
一番悲しいのが、配信卓全体を通して俺の意思を汲み取ってくれた友田一貴と海老原悠に、俺の視野が狭くて勝つ意思のないゴミカスゼルガネイア択を無理にフォローする実況解説をさせてしまった
今日あかんわということでミリオンカップは幕を閉じた
最後に
殊勝に反省しているように見えるけど、正直全く反省していない
俺は別に全然ストイックなプレイヤーじゃないし、そもそも1週間でそこまで仕上げるのは無理
正直こんなもんだし上出来よ
とてつもなく面白いフォーマットだっただけにプロツアーと被ってしまったせいで、ほとんどのプロが参加できていなかったのがもったいない
LVS|Ryuとか絶対このフォーマット好きだし、取り組んでいたらめちゃくちゃ長文の振り返りを書いていそう
Spiciesはどこでロイヤルを使うのか気になる、案外1stで使ったりするのかもしれない
Rumoiなら2ndのアクセラロキサスE辺りを昇華させていたかもしれない
GFではTerarina、SGA|レモンの2名の強豪が持ち込んでいたが、あのデッキを扱える人間はマイローテーションにはほとんどいなかった
Era53なんかの最近のプロはそもそもリノエルフ知ってる?使える?おじいちゃんフォーマットについてこれるか?
観測範囲で少なくとも3名、朝のチェックインに間に合わずに午後の振り替えに参加しているプロがいた
JCG側の表記がよくなかったのは承知の上で、君らは仕事にしてるんだからチェックイン開始時刻と同時にチェックインしろや
なんか知らんけど時間にルーズな人多いよなぁ
みなさーーーーーん!!!!ここにAtomがいます!!!!
しれっと午後組に紛れ込もうとしています!!!
おまけ①
インタビューについて
優勝者はインタビューがあると聞いて、そんなものやりたい人間いるわけないだろ!とは思っていたが、それはそれとして自分は1週間分の取り組みを話せばいいのでまともに受け答えできる材料は揃っていた
kiiさんのインタビューはやや空気が凍ってたけど、それが100万円の代償だよね
おまけ②
自分 vs kiiさんという大昔からいる人間同士の決勝だったので、大昔の人間たちが久々に娑婆に出てきていた
この人たち昔ミリオンカップで準優勝だったことがあるらしいんですけど、そもそも皆さんこの人たちのこと知っていますか…?
まだまだ書きたいことはあるが、もう新弾が始まってしまう
今回は久々に取り組むこと自体が楽しかったし、そのうえで結果につながって大変満足している
しばらくはやる気を出さない期間が続くかもしれないが、またいつか老人が輝けるフォーマットがやってきたら頑張りたい
そして次回は今回参加しなかった老人の皆さんも一緒にやりましょう
おわり