私もすぐに写真を撮りたがる
2023.10.5(木)
上京して丸3年は経った。
色んなことがあった3年間だが、とても大切なことを未だしていないことに気付く。
そうだ、東京タワー行こう。
なぜ東京タワーに行ったことがないのに3年間も気付かなかったのだろう。
シンボルではないか、この東京の。
本日はお日柄も良く、麻布十番で何店舗か喫茶店を巡ったのち、いざ歩いてシンボルへ。
しかしここで、私の悪いクセが出てしまった。
とにかく気を衒わないと気が済まないのだ。
タワーに着くまでに、どんな衒いが出来るかひたすらに考えた。
①撫でる
遠近法を用いて東京のシンボルを撫でる。
ただ撫でるだけではインパクトに欠けるので
と寛容な言葉も掛けてあげた。
②敢えて絶妙な下手さで写真を撮る
まぁ、わかる。
わかるんだけどもう少し、もう少しだけ良いアングル見つけられませんでした?
と思ってしまうラインの写真を撮った。
今日も良い衒いだ。
しかしここで思わぬ展開が。
写真を(下手に)撮り続ける自分に、外国人の二人組が「写真撮ってください」と声をかけてきたのだ。
スマートフォンを受け取ると、
パノラマモードで縦に撮ってほしいとの要求が。
人の写真を撮るなんてそうそうないのに、こんなムズスキルを求められるとは!
それで2枚の写真を撮ったのだが、慣れていなさすぎてどちらも自分の指が写り込んでしまうという最悪のミスを犯してしまった。
それでも彼らは「良い写真」「ありがとう」と言ってくだすった。
ごめんね、良い旅を。
直後、この経験を活かさずおくべきか!と思い立ち、歩いて浜松町のカラオケへ。
パノラマモードの練習しよ☺️と思ったのである。
自分のスマートフォンをいざ抱えてTake a picture.
空間が破けてしまった。
もう下手とかいうレベルじゃない。
写真を撮って空間を破いてしまうなんて。
やめさせてもらうわ。
なんつって。
鹿又台
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