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【42】天屋鳥一族 1025年12月後半

めぐみ逝去

は~~~~~~~~…………来てしまったなこの時が………………………

ここ、出撃隊の体力とか回復しないまま指名フェーズ入るの好きなんですよ。ギリギリ帰還間に合ったんだろうな……っていう感じがするというか。そういう質感大事にされてるなって

改めて、新当主は夕立です。
彼は本当に強いけど……だからこそ、みんなで支え合ってほしいな

長かったなぁ………

第6代当主・天屋鳥めぐみ。
彼女の時代は過去一でつらい時代と言っても過言ではないかもしれません。進めそうで進めない、思うように戦えない下積み時代の後半戦。

彼女自身の能力の話をすると、体素質がちょっと不安視されていたものの、最終的に体風が低い以外はそこそこの水準だったんじゃないかなと思います。体力けっこうあるし
あと技ね!!技風だけ低いんですが、他は400~500くらいまで伸ばしてくれたのは助かりました。こうして見ると戦闘能力の特徴は杏花ちゃんとだいぶ似てますね

素の性格は泣き虫ドジっ子なんですが、それ以上に手段を選ばない人でね。黒鏡進言に猛毒刃開発、妻帯者との交神、息子へのスパルタ指導……エピソードだけだとまるで烈女だな
育花様も強さを求める人だったんですが、めぐちゃんはまた違った強さ……言うなれば、武家一族の長として戦い抜くための強さを追求していた印象があります。

一方、彼女の代は大ボスや髪の討伐を諦めた世代でもあります。「ボス討伐を諦める」という決断によって育花様とは溝が出来ただろうし、穀もああいう感じなので、仲良し3人組とは言い難い世代でした。

内面の優しさとは裏腹に、次世代からは「厳しくておっかない当主様」だと思われてそう。
自分の世代で前進できなかった分、次世代には早く力を蓄えさせようと焦ってたのかもな……「口癖:なるはやで」ってそういう……?
この認識は息子である夕立も例外ではなく……むしろ、誰よりも彼女を憎んでいるのは夕立なんじゃないかな。初陣明け単騎出陣で心水ストップしたあたりそんなイメージです。


いまの天屋鳥家に、彼女の本質を……弱い部分を見てくれる人っているんだろうか。強いて言えば雷花ちゃんはずっと見てただろうけど、心配しつつもどうしたら良いか分からなかったと思う

母親のサバエ様は亡くなる直前、「貴女自身の今を生きなさい」って言ってくれた。
だけど「自分自身の今」が何なのか、具体的にどう生きたら良いのか、めぐちゃんには分からなかった。サバエ様にとってはそれが当たり前だけど、めぐちゃんはそうじゃなかった。
だから、「6代目天屋鳥一滴」としてのあるべき姿に囚われ続けてきました。そして誰よりも優しいからこそ、それを一人で受け止めてきました。
結果、同世代とも次世代とも溝が出来て、孤立してしまって今に至ります。

そんな彼女はいま何を思うのか、何を残すのか。
「6代目天屋鳥一滴」ではない、「天屋鳥めぐみ」の、最期の言葉は。














………………絶句しちゃったよね……


ずっとどこにも居場所がなくて、それでも次世代やその先の一族が進むべき道を、生涯をかけて必死で切り開こうとしてきた。
息子が元服して、その下の子達も成長して、役目を果たした自分はどうしようって考えたとき……………もう自分がここに居る意味なんか無い、看取ってもらう資格も無いって……思ったのかな……………

なぜ、家出しなかったのか。
当主としての責任感から出来なかったのか、勇気が無かったのか、それともそんな行動を起こす余力すら残ってないほど身体がボロボロだったのか…………めぐちゃん…………………

今まで以上だなんてやめてくれイツ花さん……!!!夕立既にだいぶ頑張ってるんだって……………!!!!!

7代目………元服後襲名だし男だから、比較的短い政権になりそう(先々代のサバエ政権が長すぎたため感覚がバグっているプレイヤー)
つらいかもしれないけど、弟トリオと一緒によろしく頼むよ










………………………え?


待って、まさか彼女も…………………


正気……………??
あの遺言で亡くなった子の人生にアディショナルタイム(悠久)を与えるってマジ????本気で言ってんのそれ?????




「 清 乙 女 天 屋 鳥 」

ここへ来てベスト氏神ネーミング大賞すな…………………!!!!!!!!!!!!
属性は恐らく水でしょうね。父系の素質が水特化、かつサバエ様側も蓮美様の遺伝子がかなり残ってるので。
水の女神で「清乙女」、めちゃくちゃいい名前なんだが……?育花様とかサバエ様とか全然似合わない名前だったのに………なんで今回に限って有能な命名担当者を採用したんですか…………?
おかしいよ天界の人事課 ワンキャリアと就活会議に悪口書き込んでやろうか


奉るか否か迷ったんですけど………


あのね………奉りました

彼女の人生で唯一居場所があったのって、サバエ様が生きてたころなんじゃないかなって。強く優しく美しく、無条件の愛をくれるお母様のことが、めぐちゃんは大好きだったはず。

この氏神推挙がものすごく酷なことは分かってるんですが、自分を殺して生きてきた彼女にひとつ望みがあるとすれば、「お母様に会いたい」じゃないかと考えまして。
それが叶う場所にめぐちゃんを連れて行けるなら……ということで、氏神として奉る選択をしました。もう何が正解か分からないぞ私は

この家で生きてて良かったってめぐちゃんが少しでも思ってくれたら……いいんだけど………ん~~わからん………

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