認知症の緩和ケア
昨日、第2回認知症の緩和ケアに関する研究会に参加した。
認知症の緩和ケアは、認知症特有の行動・心理症状や認知機能障害によって生じる心身の痛み・苦痛などを和らげるための医療・ケアである。
認知症の人の苦しみ・痛みとは・・・
家に帰りたいと言うと止められる
トイレに行きたいと立つと、「座ってて」と言われる
動くと看護師が来て、「じっとしておいて」と言われる
→自分の思いを伝えている・行動をしているのに理解されない
誰しも他者にはなれない。しかしながら、理解しようと捉えようとすることが看護師には必要なのではないか・・認知症の人にとって苦痛になっているかもしれないと考えられる土壌を作ることが重要であるという。
鈴木みずえ教授の出版本にも、「想像してみてください」と。
昨日の研修でも、想像してみてくださいという投げかけがあった。
想像してみよう。
想像し、認知症の人の視点で考えることで、自分の考えが変化してくることもあるのではないかと思われる。
今回、身体拘束についても活動報告があった。
もう一度、身体拘束予防ガイドラインを学び直そう。