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okanokura
学習者の傾向を知る
研修の資料作成・講師をする機会が増えてきた。研修に参加する学習者の特徴や傾向を把握しながら、目的を掲げて指導案を作成しなければならないと学んだ。
しかしながら、実際は全ての看護・介護のスタッフに向けての研修が全てであり、研修の的が広すぎて資料作成の時に難儀する。
先日、同期のDCNの研修会資料を見せてもらった。看護師2年目に向けての認知症看護の研修。総合病院だからこその内容だった。身体的状況の把握が必要、そのためにはアセスメントが大切であるという内容。看護師2年目の解剖生理や病態生理の知識が鮮明な時期に現場の症例と照らし合わせながら学ぶ意義は大きい。
認知症の人は身体の変化の影響で中核症状をも悪化させ、行動・心理症状に至らせる。これを知らないと、取り返しのつかないことになる。自らの症状を言葉で発する事ができないために、私たち看護師の観察力が大切になってくる。
この学びが看護師2年目で実践できる環境は素晴らしいと思う。
今度は、学習者の傾向を把握し、研修づくりをしようと・・・
指導案を作成してみよう。