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アジア豪州OBOGオンライン交流会 2024/12/7

 アジア・オーストラリアで活躍中の東大卒業生と学生とのZoom交流会を開催しました!この企画は、2022年より年2回のペースで実施している海外在住の東大卒業生と現役学生の交流会の第6弾です。今回は、東京大学卒業生ユニットさま、学生団体GERNEさまとともに、弊団体・東京大学Diligentが共同開催という形になりました。中国、台湾、フィリピン、ベトナム、シンガポール、インド、オーストラリアの様々な分野で働いている多種多様な卒業生がご参加くださり、大変貴重な機会となりました。


世界各地に点在する同窓会組織

 海外在住の東京大学の卒業生は、世界各地でそれぞれに同窓会を組織しています。今回ご参加いただいたのは、北京校友会、上海銀杏会、台湾校友会、フィリピン赤門会、ベトナム赤門会、淡青会(シンガポール)、インド赤門会、メルボルン赤門会、シドニー淡青会、の九つの同窓会です。

 2022年の5月に始まったサンフランシスコ赤門会発のこの交流企画ですが、そもそもは世界各地にバラバラに存在する東大の同窓会組織を横に繋ぐ取り組みから始まったそうです。そして今度は縦に繋ぐ、つまり卒業生と現役学生とを繋ぐことを目指し、われわれ東京大学Diligentは、現役学生を卒業生へと繋ぐ架け橋の役目を担わせていただことになりました。
 東京大学は一匹狼のひとも多く、卒業生どうしの繋がりが弱いといいます。例えば慶応大学やアイビー・リーグは、同じ大学出身というアイデンティティを共有する人々がそこで強固なネットワークを形成しています。大学のネットワークは想像以上に絶大な強みとなる、だから東大でも輪を広げていきたいという企画趣旨を、サンフランシスコ赤門会に所属する企画発案者の方からご説明いただきました。

ブレイクアウトルームへ

 今回のZoom交流会では卒業生の方々が分野ごとのブレイクアウトルームに分かれ、学生は希望のルームに入りました。ひとつのルームにつき三十分、計三つのルームを回る形でしたが、さらに終了後三十分間は自由歓談の機会も設けていただき、たっぷりとお話を伺うことができました。
 私は「バイオ・医学」、「シンガポール」、「研究者」のルームを順に回りました。学生参加者には学部三、四年生で既に具体的なキャリアビジョンをお持ちの方、就職が決まっている方も多くいらっしゃいました。私は学部一年生でまだ進振りにすら迷っている段階ですが、先輩学生が卒業生からもらうアドバイスを聞くことも大変勉強になりました。

お話しを聞いて

 海外で活躍するご卒業生はやはり皆さま生き生きとしておられて、私もボーっとしていられないなと襟を正される思いでした。とりわけ英語に関しては、「若くて体力のあるうちに使いまくってモノにして」と激励の言葉をいただきました。もちろん英語が大切であることは頭ではわかっていましたが、現に海外でご活躍される卒業生の方からお言葉をいただいて、俄然意欲が湧いてきました。

駒場キャンパスの銀杏並木

まとめ

 今回はアジア・オーストラリアに在住する様々なご卒業生からZoomでお話を伺うことができました。以前、東大Diligentのメンバーと話し合うなかで、Diligentが「東大生の架け橋」になれたらいいな、というビジョンを考えましたが、今回はまさしくそれを実践した素晴らしい企画だったと思います。
 一週間後には、7デリが主催し2度目の開催となる200人規模の対面OBOG交流祭「The 交流祭」が駒場キャンパスで実施予定です!東京大学Diligentが東大生の輪を広げ、東大生の架け橋となる一大イベントにできればと、Diligent一同意気込んでおります。

文責:石田統瑚

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