私のDREAM
客室乗務員になりたい
私には夢があります。
高校生の時にみつけた、大切な夢。
今通う専門学校の学院長先生が私の高校で講演してくださっておっしゃったんです。
「やるかやらないか迷ったらやりなさい!!」
「夢にブレーキをかけるな!!!」
そして、一緒にいらっしゃっていた、客室乗務員になるという夢に向かってただ全力で突き進む先輩の姿がとても輝いていました。
それを見た私は思ったんです。
「僕でも客室乗務員になれるかな」と。
男性の客室乗務員なんて増えてるっていったってまだまだ全然少ないし、周りに航空業界を目指している友だちなんていない。
パイロットになることは考えたことがあったけど、客室乗務員になんて男の僕はなれないし、なるもんじゃないって思ってた。
でも、旅が好き。
人と話すのが好き。
飛行機が好き。
こんな僕でも客室乗務員になれるかな。
一度しかない人生。
自分の声に正直になって、生きてみようかな。
客室乗務員になりたい。
そう思ったのが、高校2年生の夏。
以来、客室乗務員になるために努力を重ねています。
特に頑張ってきたのが英語力。
ALTをはじめ海外の人と交流するチャンスを自ら積極的につかみました。
English Camp, All Englishの授業、英語弁論大会、、、
高校3年生のときに参加した3泊5日のベトナム研修では、ベトナム人学生と英語で交流しました。
語学エクスチェンジアプリを使って海外の友だちを作り、何度も電話し、英語でお話ししました。
こうした努力が功を奏し、今では日常生活レベルの英語を使って、ネイティブとスムーズにコミュニケーションが取れるくらいにまで成長。
それはしっかり数字にも表れていて、2年前は360点だったTOEICスコアが、つい先日の公開テストで770点に到達。
着実に客室乗務員になる道を突き進んでいます。
もちろん、現状には満足していません。
航空会社の採用試験を受けるまでにTOEIC900点を超えることが目標です。
それだけでなく、韓国語、中国語、手話も意思疎通ができるレベルにまで伸ばすべくさらに努力を重ねていきます。
語学力を伸ばすこともそうですが、人間力磨きも怠りません。
ひとりひとりのお客様に対し親切丁寧なサービスをお届けする、そんな客室乗務員になるために、私の人間としての魅力を高めていきます。
TABIPPOについて
私がTABIPPOに出会ったのは2020年2月のBackpackFESTA。
その中でも、特にDREAMというコンテストが印象に残っています。
発表者の方が、それぞれの持つ夢について全力でプレゼンテーションを行っている姿に感動しました。このコンテストでは、優勝すると世界一周航空券が贈呈され、発表者の方はなぜ世界一周をしたいのかについてプレゼンするのですが、欲望のままで発表をしている人はもちろんいません。
それぞれのプレゼンターが、それまでに人生を変えるような経験に遭遇したこと。その経験を通して学んだこと。考えたこと。
そして、どういう想いで世界を巡る旅に出たいのか。世界一周をして、何を学び、何を得て、その経験を世の中にどう発信し、生かしていくのか。
そう、発表者の方は、決して自分のためではなく、社会のため、世の中のために旅をしたいと訴えていたのです。
一生懸命夢を語り、その実現に向けてアツくなっている。そんな彼らの姿に心打たれ、私も負けてられない、私も必死になって夢を追いかけたいと思いました。
私に活力を与えてくれたBackpackFESTAとDREAMのプレゼンターたちには感謝しています。
夢を追いかける今
コロナウイルスのせいで楽しみにしていた留学が延期になり、学校も始まらない。始まってもずっとオンライン授業ばかり。モチベーションがどんどん下がっていく。
そんななかTABIPPO学生スタッフの募集を知り、旅が好きな仲間とつながりたい、もっとまわりの人たちに旅の魅力を広めたい!
そんな気持ちからスタッフになりました。
ただ、現実は学校生活とTABIPPOの活動の両立は容易なものではなく、ミーティングにはたまにしか参加できません。せっかく遊びのお誘いをもらっても学校の登校日や資格試験の日と重なってしまって全く行くことができない。ほんとは他のメンバーたちと旅を楽しみたかったのに、今の私には全く余裕がない。
他のTABIPPO学生スタッフのみなさんには大変ご迷惑をおかけしています。
しかしながら、どうかご理解いただきたいです。
私は旅をすることを仕事にし、一生旅とともに生きていきたいのです。
そのためには今できる限りの自分磨きを全力でやる必要があります。
客室乗務員になるためにやりたいことが、まだまだ、まだまだたくさんあります。
どうか、私のこの挑戦を温かく応援していただけると嬉しいです。
いつの日か、みなさまと空の上でお会いできますことを心より楽しみにしております。