自転車ガチじゃない勢 #0「自転車は移動手段だ」
ごあいさつ
エー、こんばんは。utchy_t (うっちー) です。50代男性です。
週末によくクロスバイクで遠くへ出かけている、自称「自転車ガチじゃない勢」です。
近年、自転車を題材としたマンガの影響もあり、ロードバイクをはじめとするスポーツ自転車に乗る人が増えたといいます。
すでにブームは過ぎ去ったともいわれていますが、今もロードバイクに乗っている人をよく見かけます。
Youtubeやnoteでもロードバイクに関するたくさんの情報が発信されています。
それらの多くは自転車のハードウェアに関することだったり、効率的に自転車を漕ぐためのテクニックの話だったり、より速く、より遠くへ走るための、いわばガチな人向けの情報です。
そういった情報は私も参考にさせてもらってはいるのですが、どうもネットにあふれている情報は、自転車で走ること自体を目的としたものに偏っているのではないかと思っていました。
初心者向けのゆるめのものでも、有名なサイクリングコースを走ってみよう、というような、やはり自転車で走ること自体の楽しみを提唱する内容が多いように思います。
自転車は移動手段だ
私は自転車のレースに出場するようなガチ勢ではありません。自転車での散歩を楽しむゆるポタ勢でもありません。
私が自転車に乗るのは、何か目的があって行きたい場所があるからです。
たとえば、
昼ご飯を食べにおいしいうどん屋さんまで自転車で40km走って行く、とか
イベントに参加するために60kmの道のりを自転車で行く、とか
80km離れた実家に自転車で帰省する、とか
もっと速くて楽な移動手段も考えられるなかで、遠くへ行くにはたいして速くもなければ楽でもない自転車をあえて選ぶ。自転車で走ることが目的ではなく、行った先での目的のために自転車を漕ぐ。
それが私の考える「自転車ガチじゃない勢」です。
ガチじゃないからといってゆるくもなければ楽なわけでもありません。
レースに出るわけではないけれど、目的地に早く着くに越したことはないし、できるだけ遠くまで自転車で行きたい。
かといって、自転車に乗るためのトレーニングをしようとまでは思わない。
そんな感じの立ち位置です。
なんで自転車なのか
私がクロスバイクを買って乗り始めたのは、2022年2月のことでした。
その2年くらい前からコロナ禍で仕事がリモートワークになり、家から一歩も出ない日もあって、明らかに運動不足だと感じ始めたからです。
じゃあなんで自転車なのか。
運動するならジョギングでもいいわけです。でも私はジョギングは苦手です。やりたくありません。
もともと走るのが遅いということもありますし、自分の脚で何km、何10kmも走るなんて、あんなのただ苦しいだけじゃないですかw
「自転車で何10kmも走るのだって、苦しいだけだろ」
おっしゃる通りです。よく人から、
「自転車の何が楽しいんですか」
と尋ねられます。
長い距離を自転車で走り続けるのは、楽しいか苦しいかで言えば、「苦しい」でしょう。
でも50km離れた場所に自転車で走って帰ってくることができたら、次は60km走ってみたくなる。
ジョギングは苦しいだけと思うのに、自転車を漕ぎ続けることができるのは、自転車のほうがなんとなく「性に合っている」のでしょう。
運動するなら無理なく続けられる、あるいは多少無理してでも続けたいと思えるもののほうがいいじゃないですか。
しかも、運動するための運動ではなく、どこかへ出かけるための移動手段として使えます。
遠い場所へ行くための移動手段として自転車を選んでいる。
自転車を漕ぐことが性に合っているから自転車に乗っている。
そんな「自転車ガチじゃない勢」。
あまり表には出てこないが、自転車乗りの中で意外に同朋は多いのではないかと期待して、ガチじゃない勢として思うことをnoteで発信をしていこうと思います。
私の愛車、セオサイクル EAFEELS AC3.2。買った当時の写真です。
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