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第139話 小金持ちになった後の人生について 聖丁プレミアムボイシーのすゝめ 20250123

恐縮であるが、わたくしはいま豊かに暮らせている。
幸せといってもよい。

不動産賃貸業からの収入+JTC勤務のサラリーマン給料を得ており、経済的に十二分に余裕がある。
さらに、毎月の支出の内大きな割合を占める住宅費も、JTCの住宅補助の恩恵から、築7年の築浅アパートに2万弱の格安価格で住めている。

毎月相当数の貯金ができており、不動産賃貸業から得た家賃はそのまま手を付けず、預金口座の金額が増えるたびに銀行様の評価が向上する。
銀行様から毎年新築1棟の融資獲得ができる状態にそろそろなると思っている。

また、サラリーマンの給料から毎月の生活費を支払うが、その給料も4割程度は余る。
その余りをインデックス株式に投入しており、複利で金額がいまのところ増え続けている。

今は、経済的に不自由はない。
この状態を続けるほど、お金がお金を呼ぶサイクルが加速するだろう。
遅くともあと5年ほどで、サラリーマンを引退しても不自由ない状態になると予測できる。

数年前はただのサラリーマンだったわたくしは、不動産賃貸業を始め、軌道に乗ったことで小金持ちになろうとしている。
いや、もうなっていることが約束されている。

仮に、毎月の家賃収入(CF)が200万円になったとして、毎月100万円ほど自由に消費しても問題ない経済状況になったとしよう。
というか、なると思う(自己暗示の意味も込めて言い切っている)。

ここで、わたくしの欲望があらわれる。
再投資という概念を捨てた場合、毎月100万円を何に使うか。
一番初めに思い付いたのは、女遊びである。

中高大と非モテを拗らせ、青春という重要な時期に、然るべき恋愛をしてこなかった。
これがコンプレックスとなっている。

この青春時代を取り戻すかのように、20代に婚活をして、今の妻と出会い、結婚をした。
2人の子宝を得て、毎日騒がしくも、充実した生活を過ごしている。
しかし、上記のコンプレックスは解消されているかというと、否である。

有り余るお金を得て、青春のコンプレックスを解消するため、女遊びをするのも魅力的なのかもしれない。
そう思った。

イメージ的には、ギロッポンに出没しそうな金持ちおじさんがやりそうな遊びである。
夜の蝶たちと戯れるような遊びだ。

かつての若かりしわたくしも、少ないお金を握りしめて、同じようなことをして散財したものである。
その経験は以下の随筆に綴っている。

そんな女遊びを考え始めたとき、敬愛してやまない聖丁先生のプレミアムボイシーに出会った。
聖丁先生はボイシーという音声プラットホームを中心に、経済的に豊かになり勤め人(サラリーマン)卒業する方法を論理的かつ理路整然と説いている。
そのラジオは人気を博し、多くの若くして勤め人を卒業した、またはしそうな人材を輩出している。
各いうわたくしもその一人である。

無料版ボイシーでは、勤め人を卒業する方法を説いている。
プレミアムボイシーは有料版であり、有料であるがゆえに踏み込んだテーマを語られている。
そのテーマの一部を紹介しよう。

第264回 既婚子持ちだけどセフレや彼女が欲しいです
第271回 女をイカせられないという悩みについて
第275回 ブスを抱くことがなぜ徳になるのか

とっても刺激的なテーマである。
これら一連のラジオを実際に聴く前は、小金持ちになって女遊びするときの役に立つかもと思い課金して拝聴した。

しかしながら、大方の予想に反して、聖丁先生はすべてを悟っているらしく、ラジオでわたくしにこう語りかけてきたのだ。

第243回 家庭における人間関係のピンチはただのピンチ

詳細は皆様もラジオを聞いていただきたい。
簡単にいうと、家庭での人間関係のトラブルはだいたいが自分が過去に起こした負の禍根が原因である。
そして、起きたトラブルはただのトラブルでしかない。

この放送を聞いて、われに返った。
わたくしがやろうとしていることは、ただ負の禍根が残るだけの愚行ではないか。
ギロッポンの金持ちおじさんのような酒池肉林の遊びをしたからといって、結局は一時的な快楽である。

若い時にそれを経験しておきながら、また二の舞を演じるところだった。
もし、わたくしの家庭に負の禍根を残せば、離婚もあり得るし、離婚しなかったとしてもこの禍根は一生付きまとうであろう。

そもそも、青春時代に非モテを拗らせた男が、婚活時にやや月並みの恋愛をしてきたからと言って、おじさんになって女遊びをするということ自体が土台無理のある話なのである。というかキモい。
もししても、夜の蝶たちに手玉に取られ、渋沢栄一がどんどん旅立っていくことしか想像できない。

そんなことよりも至極まっとうに、妻がより幸せになるように、家族がより幸せになるように、お金や時間をかけるべきである。
わたくしは、妻も家族も愛している。

わたくしの愚か者め。
妻や家族のために不動産賃貸業をはじめたのではないか!

ということで、小金持ちになるわたくしが、一時の気の迷いにより女遊びを画策するも、聖丁先生のプレミアムボイシーで諭され、妻と家族を幸せにすることが、己の幸せなのだと気づいたという話であった。
わたくし含め、非モテの諸君が不本意ながらも見送り三振した青春時代の恋愛はもう帰ってこない。

当時、モテ側になろうと陽キャを演じたが、無理な話であった。
だって、根は陰キャなんだもん。

大人になり、大きなお金が自由に使える身分になると、モテたりする。
しかし、それはお金があるからモテてるのであって、あなた自身がモテているのではない。
お金ではなく、あなた自身を見てくれるそんな女性を大切にしてほしい。

わたくしにとってそれが、妻である。

妻よ、一瞬よこしまな考えをして申し訳ございません。
ナイスな高級ランチを探すので、どうかお慈悲を。

以上。

おわり。

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