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第143話 タテハマタイヤ(仮名)のアドバンネオバについて徹底解説 20250204
アドバンネオバ(ADVAN NEOVA)
この名称を知っている方は余程のタイヤマニアに他ならない。
このタイヤを購入した方々のクチコミを見てみよう。
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絶賛の嵐である。
マニアの中で絶賛されるタイヤであるネオバはなぜ人気なのか?
そして、どんなタイヤなのか?
これを徹底解説したいと思う。
余談であるが、先日わたくしは高級中古車である200系クラウンを破格なプライスで契約した。
そのクラウンのタイヤの摩耗が進んでいるため、次のタイヤはネオバを履こうと思っている。
そのため、改めてネオバについて調べ、記録に残したいという想いからこの随筆を書いている。
また、ネオバを履きたいという意欲は不動産投資家のレジャンドである加藤ひろゆき先生の影響が大きい。
加藤先生の著書「ベンツは20万円で買え!」を読み、わたくしは激安高級中古車のクラウンを購入することができた。
そして、加藤先生は大のタイヤマニアであり、ネオバマニアなのだ。
ここ数十年間ネオバを履き続けているほどのマニアっぷりであり。
そして、枕元にネオバを置き、そのトレッドパターンを眺めたこともあるほどネオバを愛している。
そんな偉大な先生と肩を並べる思いで、わたくしもネオバを履きたいと思っている。
行く末は、大日本ネオバマニア倶楽部を創部するのだ。
加藤ひろゆき先生とアドバンネオバの健美家コラム
さて、アドバンネオバについて、解説する。
あるコメントがアドバンネオバの特徴を素晴らしくとらえている。
ネオバマニアの方ならおなじみのレーシングドライバー織戸学氏のコメントである。
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「タイヤ屋さんでアドバンネオバに交換をして、はじめの交差点を1つ曲がったときに最高だと思えるタイヤだ。」
「曲がっているとき、ブレーキのときの手からくるグリップ感が最高だ。」
このグリップ感が最大の特徴であり、ネオバマニアがマニアになってしまう理由である。
マニアたちは一度この感覚を覚えるとネオバ以外のタイヤが履けなくなってしまうため、ネオバは買うなと警鐘を鳴らす者もいる。
織戸学氏がネオバについて語っている動画が以下である。
この動画を見れば、ネオバのタイヤとしての素晴らしさをほとんど理解していただけるだろう。
アドバンネオバは、元々ストリートを楽しく走りたい最高のスポーツラジアルタイヤというコンセプトで開発され、それを実現している。
ユーザー視点での性能面の素晴らしさはこれまでの情報で伝わったと思う。
次に、メーカーからでている性能を見てみよう。
以下の画像を見ていただきたい。
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レーダーチャート(8角系のグラフ)を見て如何が思いだろうか?
少しでもタイヤの知識があるものが見たら、正気か!と思わせるようなチャートをしている。
アドバンネオバは、走る・曲がる・止まるの性能に全振りしているタイヤなのだ。
ゆえに、ウェット性能・ドライ性能・操縦安定性・高速安定性はMAXのチャートをしているが、その他、低燃費性・耐摩耗性・能静寂性・乗り心地といた性能をほぼ無視していると言っても過言ではない。
走る・曲がる・止まるに特化したタイヤなのだ。
語弊を恐れずに言うと、アドバンネオバは上記の性能に特化しているがため、不特定多数の一般ユーザーには適さないタイヤである。
しかし、特化した性能を愛する一部のマニアたちにとって、素晴らしいタイヤなのだ。
例えば、車の乗り方にもよるが、通常のタイヤ少なくとも3年は寿命が持つものである。
それは、耐摩耗性を強化しているためである(その分、グリップ力は落ちる)。
その一方、ネオバは3年の半分1年半しか持たない。
なぜならば、めちゃくちゃ路面とグリップするため、めちゃくちゃ削れてしまうためだ。
よく消える消しゴムと同じ理屈だ。
経済的なタイヤとは言えない。
ところがどっこい。
マニアたちはそのグリップ力に魅了されているため、例えタイヤの定命が通常の半分であったとしても、ネオバをリピートするのである。
さらに、ネオバはハイパフォーマンスタイヤのため、1本あたりの価格は非常に高い。
17インチのネオバだと、1本あたり3万円近くする。
エントリーモデルのエコスは1本あたり1万円である。
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タイヤの寿命は半分。
タイヤの単価は3倍。
でもグリップ力は最強で楽しい。
そして、ネオバに変わる商品がない。
ゆえに、ネオバを一度経験してしまうと、もうほかのタイヤを履くことができなくなるのだ。
このような理屈で、ネオバは買うなと警報を鳴らすマニアもいるのだ。
さて、いかがだっただろうか?
アドバンネオバは素晴らしいタイヤであると同時に、魔のタイヤでもある。
最高の性能を有してるが、まったく経済的ではないからだ。
わたくしはまだ、新品のアドバンネオバを経験したことがない。
ネオバ童貞であり、引き返すならいまのうちだ。
しかし、わたくしはこの随筆で宣言する。
清水の舞台から飛び降りる覚悟で、先日買った激安高級中古車のクラウンにアドバンネオバを履かせるのだ。
そして、あの魔のグリップ感を体験し、ネオバマニアとなるだろう。
世界広しと言えども、洗練された不動産投資家かつネオバマニアは、加藤ひろゆき先生とわたくしだけのはずだ。
師匠に肩を並べるつもりで頑張ろうと思う。
おわり。
PS アドバンネオバとその他のアドバンシリーズについて
アドバンネオバは経済的に嫌だけど、高性能タイヤは履きたい人は、アドバンスポーツやアドバンdBをおすすめする。
以下のレーダーチャートからわかるように、全性能を満遍なく高水準に保った素晴らしいタイヤである。
一般的にはこのタイヤをセレクトすることをおすすめするし、わたくしもそうすべきなのが、正直なところである。
例えば、クラウンロイヤル+アドバンdBの組み合わせだと、恐らく世界一に近いくらいの静寂性を得られるはずだ。
クラウンに対して、わざわざ乗り心地が悪く、ロードノイズのうるさいネオバを履くのは合理的とは言えない。
しかし、ネオバは他のアドバンシリーズには出せないグリップ感がある。
だから、ネオバであり、ネオバマニアがいるのだ。
わたくしはネオバを履かせようと思う。
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クラウンとの相性抜群。