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対談企画第四弾〜大学はじめから見たバドミントン部〜

対談企画第三弾は、大学からバドミントンを始めたOBの片岡さんに、大学はじめという立場から見た部活について、同じく大学はじめの二年川﨑がお話を伺いました。
中高はバドミントン部に入っていなかったけれど、バドミントンに興味があるという方必見です!

片岡丈人(文科二類→経済学部経営学科→大学院修士一年)
川﨑舞子(理科一類二年)​

大学始めでレギュラーになった先輩もいたので入部に抵抗はなかった

川﨑:まずはじめに、なぜサークルではなく運動会に入部したのか、理由を教えてください。
片岡:まず一つには、運動会においての価値基準がサークルに比べて客観的だったからかな。例えば、うまくなるためなら自分でいろいろな工夫ができる風潮とかクリエイティビティみたいなものを運動会に感じたから、っていうか。あくまでイメージだけど、サークルだと自分で考えてできることが限られそうだなと思って。
川﨑:なるほど、なんか片岡さんらしい理由ですね。私は経験者が多い中で入部することに多少躊躇いとかがあったんですが、片岡さんはそういうのはありませんでしたか?
片岡:俺が入部したときは先輩には大学初めでレギュラーになっていた先輩もいたし、そんなに抵抗はなかったかな。あとやっぱり運動会はみんなとおんなじ経験ができるっていうのが大きいと思いますね。同じ経験、価値基準を土台とすることでただのおしゃべりとかでもやりやすくなると思う。そういう環境に四年間もいられるっていうのはいいことなんじゃないかな。
川﨑:やっぱり運動会の大きな魅力の一つは人間関係ですよね。

運動会バドミントン部のクリエイティビティに惹かれた

川﨑:なぜバドミントンという競技を選ばれたんですか? 片岡さんは中高はバスケ部だったとお聞きしたんですが。
片岡:正直、運動会ならなんでもよかったんだけどね。そもそも競技が好きなのは大前提だけど、バドミントン部じゃなきゃいけないわけではなかった気がするなあ。せっかくだからバスケ以外も見てみようかなって思ってバドミントン部を見にきて、クリエイティビティがあったのが良いなって思って入った感じかな。正直に言うと、来週までに選手登録しなきゃって言われて、入っちゃったっていうのもある笑。結果それで良かったけどね。
川﨑:そうなんですね。私は割と最初からバドミントン部に惹かれていたので、決めたのは早かった気がします。

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初心者練があるから入りやすい

川﨑:入部した最初は初心者練っていう経験者の先輩方が教えてくれる別メニューが用意されていたと思うのですが、それはどうでしたか?
片岡:俺も1年の夏休みまで初心者練してたな。まあ確かに、初心者練があるから入りやすいっていうのはありましたね。やっぱり最初の頃は経験者と混ざってもちゃんとできないと先輩に申し訳ないと思ってた。経験者にとっても初心者にとっても初心者練があった方がいいと思うね。
川﨑:そうですね、私も初心者練があったのはとてもありがたかったです。初心者練が終わった後は全体の練習に混ざると思うんですが、そのあとはどうでしたか? 私は結構、全体練習でラリーが続けられなくて凹んだこととかもあったんですが…。
片岡:うーん、まあ、僕センスあると思ってたし、実際あったと思うから笑。初心者練はできるようになった人から抜けて行くシステムだから、初心者練が終わったってことはある程度実力はついたってことだしね。僕はそんなに不安ではなかったです。それに、部活に初心者も受け入れるならみんな俺の相手もしろよ、くらいに思ってたかな笑。

学年が上がるにつれてバドミントンの魅力がわかってきた

川﨑:大学始めってことが原因で大変だったこととかは特にないですか?
片岡:まあ正直、経験者のレベルもバラバラだしね。そんなに俺だけができないって思ったことはなかったかな。今振り返ってみると、一年目はそんなにバドミントンの魅力をわかってなかった気はするね。学年が上がるにつれてやっとバドミントンの魅力がわかっていった気がする。
川﨑:バドミントン部では国公立大会やイレギュラー戦などレギュラーじゃない人にも結構試合の機会はあったと思うんですが、試合についてはどう感じていましたか?
片岡:そうですね、やっぱり試合は何かしらの目標にはなるよね。俺の場合は最初は「京大戦のイレギュラー戦で京大の大学始めに勝つ」とか。3、4年になったらある程度打てるようになったから、試合に勝ちたいっていうのがモチベになってた。まあ、団体戦に出るのが部活の醍醐味だと思うし、出られなかったのは残念だけどね。試合の機会があることはモチベーションにつながると思う。
川﨑:私もやっぱり初めは同じ初心者には勝つ、って言うのが目標になってました。国公立大会や理工系大会(注1)など個人戦が多くて、初心者にも試合の機会が多いのはありがたいことだと思います。
(注1)国公立大会は5月、理工系は10月に行われる個人戦の大会。国公立大会は1年生のデビュー戦になることが多い。

一番好きなことができた四年間だった

川﨑:では次に、運動会入ってよかったことはどんなことがありますか?
片岡:最初言ったのと被るけど、やっぱいろいろなことを話せる人が増えたことかな。逆に入って悪かったことはないね。いい意味でも悪い意味でも、大学四年間で何をやってもその後の人生にそんな影響与えないと俺は思うから、最後の運動を楽しめる機会を享受できたことはよかった。
川﨑:そうですね。部活は忙しいって言われますけど、それでマイナスがあるかと言われるとないと思います。
片岡:そうね、人生においてマイナスは絶対にないと思う。結局その人次第っていうところが大きいかな。留学できなかったのは残念だけど、それも会社入ってからでもできるしね。まあ、大学で何しても卒業後の人生にそんな大きな影響はないから、一番好きなことしたらいいんじゃないかなと思う。自分はそれができてよかったと思いますね。

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同じものを目指してきた仲間だからこそ卒部しても仲がいい

川﨑:人間関係が部活における大きな魅力、というお話がありましたが、同期や先輩後輩との繋がりは引退された今でも結構ありますか?
片岡:それはあるよね。今日もバド部の先輩後輩4人で出掛けてた笑。やっぱり、基本的に運動会は同じ目標に向かって努力する場所だから、その中で関わっていくうちに、お互いの人となりを知ることができたと思う。気負わなくていい人が増えたかなっていう気がする。それに、3つ4つ上の先輩と気軽にLINEできたり先輩の方から好意的に接してくれたりして、そういうのは貴重かなと思いますね。同期は全員が気が合うわけじゃなかったけど、それでも部活に入って目指すものは一緒だから、仲良くなれたしなんやかんや楽しくできたと思います。

自分を表現できる君を待っている!

川﨑:それでは最後に、新入生に一言お願いします。
片岡:そうですね。やっぱり、自分の倫理を実践してくれる人に入ってほしいかな。自分を表現しようとしてくれる人が今の部活には必要だと思うから。私のような個性的な人間と仲良くできる、個性的な人をぜひお待ちしています!

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次回は2年生による同期対談です。入部して一年経って感じたこと、考えたことを率直に語ります! 乞うご期待!

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