対談企画第七弾〜新しいことに挑戦するということ〜
今回は現在修士2年で元バドミントン部主将の濱野さんと、現主将3年の笠井の対談の様子をお送りします。
バドミントン部有志でやっているGRABAという活動の初期メンバーかつ中心的存在で、部活でも常に新しいことに挑戦し続けてきた濱野さんと、初期からGRABAの代表として活動を進めてきた現主将の笠井が、GRABAについて、そしてこれからの部活のあり方について語ります!
★GRABAとは……バドミントン部有志で2018年に結成されたボランティア団体。小学生を主に対象とした講習会を開催し、バドミントンだけでなく考えることや工夫すること、コミュニケーションをとることの大切さや難しさを伝えるワークを行っています。詳しくはこちら。
GRABAはかくして始まった
笠井:そもそもGRABAってどうして始まったんでしたっけ?
濱野:外部コーチの方がやってくれている石川県でのジュニア講習会に自分が参加させてもらって、結構評判がよかったからメンバーを増やして本格的に活動を始めたらいいんじゃないかってことになったんだと思う。
笠井:そうだったんですね。自分は最初からいた割に始まった経緯をきちんと把握していませんでした笑。最初は1年から4年まで8人くらいだったんですよね。今はもう15人くらいになって規模も大きくなってますけど。
濱野:そうだね。最初は少なかったけど途中から入ってくれる人もいて人数が増えたよね。笠井は当時一年生だったのにリーダーになって今に至るわけか。
笠井:そうですね。先輩方を差し置いて自分がリーダーになったのは、当時一年生がリーダーをやったほうが将来的にいいんじゃないかって理由だったと思うんですが、その予想は当たってましたね。先輩方がいる中でリーダーをさせてもらったことで色々勉強になりましたし、先輩に萎縮して参加できないみたいなことがなくて、むしろ積極的に参加できたのはよかったです。今もその経験値でなんとかやってるって感じですね。
GRABAの展望
濱野:GRABAがもっと他大学に広まって、いろんな大学のバドミントン部の有志を集めて全国に支局を作れたら面白いよね。全国でいろんな大学生と協力しながら活動できたらかなり幅も広がって面白いんじゃないかな。
笠井:将来的にはそういう形で東大を総本山としながら活動を拡大できたらいいですよね。今はその第一歩としてGRABAの活動を知ってもらうためにTwitterやInstagramでアカウントを作って情報発信をしてますね。講習会の対象であるジュニアの保護者の方々、指導者の方にまずはGRABAの存在を知ってもらいたくて。
濱野:そういう外部に向けて発信する動きが出てきたのはすごくいいことだと思う。バド部自体もTwitterやInstagramで試合結果や新歓情報を発信してるよね。俺の時代にはそういう発想ってあんまりなかったから、SNSを使って外部に情報発信しているのはバド部の新しい良い部分だと思うな。
笠井:特に今年は対面での新歓ができなくて、オンラインの部分を充実させた側面もありますね。
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新しいことに挑戦する
笠井:濱野さんの代は10年ぶりの京大戦勝利、秋リーグでの3部昇格など、結果をたくさん出しているだけでなくて、外部コーチを呼んで練習を見てもらうなど色んな新しいことに挑戦されてきたと思うんですけど……。
濱野:そうだね。幹部代になる前から色々新しいことやろうよっていう話は学年の中でしていたんだよね。やりたいことをみんなであげていって、それを一つ一つやっていったって感じ。その中の一つに外部コーチを呼ぶことも入っていたんだよね。それまでの練習メニューを見直して一からメニューを組み立てたり、一年というスパンでどういう風に七大戦やリーグにピークを持ってくるかを考えてメニューを作ったりした。あとは京大戦の形式を変えたり、名古屋大学との定期戦を作ったりもした。こうしてあげてみると色々やってるね笑。色々変えてやったのは楽しかったな。うちの学年はいろんな意見やアイディアを出してくれる人がいたからすごくやりやすかった。
”新しい”部活のあり方
濱野:新型コロナウイルス感染症関係で大会がなくなったことで、これまでの部活のアイデンティティだった、東大の名前を背負って試合に出て勝つ! みたいな部分が実現できなくなって、モチベーションの維持の面で難しいところはあるよね。笠井はそこのところどう考えてる?
笠井:そこは目下模索中なんですよね。あるかはわからないけど、あるものと思って春リーグや京大との定期戦を目標に頑張っていくのがいいんじゃないかなと今は思っています。他の部員の意見も聞きたいところですね。
濱野:もし俺が今部活に入ってたらGRABAに専念しちゃうかも笑。なかなか他のサークルじゃできない体験だからね。そういう形で部活や社会に貢献していくのは新しいし面白い形だなと思うね。
一年生には積極的に部活の新しい形を作って欲しい——濱野
笠井:濱野さんは変化を恐れない姿勢がかっこいいですよね。積極的に良くない部分を変えていって、良い部分を増やしていこうというのが自然体でできるのがすごいと思います。このインタビュー中にも色んなアイディアが出るし(それは秘密なのでここでは書けませんが笑)話していて刺激をもらえました! 最後に一年生に向けて一言もらえますか?
濱野:コロナで部活のあり方、形が変わるかもしれない。だから一年生には積極的に部活の新しい形を作っていって欲しいなと思う。もちろん先導していくのは笠井かもしれないけど、これから長く作り上げていくのは一年生だと思うから。ぜひ色々意見を出して欲しいね。一年生の創りあげた新しい部活を見てみたいな。
笠井:僕もGRABAで一年生ながらリーダーをやらせてもらって、積極的に活動に参加したことで得られたものってすごく大きかったと思うので、ぜひ一年生にも積極的に色々と意見を出してもらって、部活のあり方について一緒に考えていきたいですね!
これにて7週に渡ってお送りしてきた対談企画は一旦終了です! みなさんお楽しみいただけたでしょうか? noteは今後も新しい企画で更新するかもしれません!
また近いうちに一年生の入部に関して情報を発信できるかと思いますので、引き続きTwitterやInstagram、公式LINEをチェックしてください!