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すりおろしじゃがいもとチーズとベーコンの洋風お好み焼き ★★

普通のお好み焼きのレシピはこちら:シンプルなお好み焼き

留学先の大学のIBC(International Business Communication)という授業では、多国籍のチームで一緒に仕事をするとはどういうことなのかというのを実践的に学ぶため、グループワークの授業が多くありました。年間通して同じチームで課題をこなしましたが、一番最初の課題が、 social event (ソーシャルイベント)を企画実行することでした。お互いのことを知り、仲を深める機会を創出するイベントを開催し、最後はプレゼンテーションにまとめてクラスで発表します。

食文化を通してメンバーの文化的背景や人柄への理解を深めようということで、日本人の私は、両親が関西出身ということもあり、お好み焼きを作りました。イギリスでお好み焼きを作るのは想像以上に難しかったです。材料が全然手に入らない....!長芋が見当たらないのでジャガイモで、薄切りの豚ばら肉はないのでスモークされていないベーコンで、西洋人の舌にもあったらいいなと馴染みあるチーズを加え、、、お好み焼きソースは街中を探しても見つからなかったのでマンチェスターまで電車で出かけ、中華街のスーパーマーケットを周りようやく見つけたものを。鰹節は出汁を取るような分厚いものしかなかったので諦め、青海苔も見当たらないので諦め、それでは出来上がりの見栄えが物足りないので白ごまを気持ち程度振りかけました。キューピーマヨネーズと粉末出汁は近くの中華系スーパーで手に入りました。

全体的な受けはイマイチでしたが、中国人のチームメイトは気に入ってくれました。

材料 6人前

・小麦粉300g
・シマヤのだしの素(鰹出汁パウダー)5g×3〜4袋=15〜20g
・水400ml

・じゃがいも(すりおろし) ¾個分

・キャベツの葉っぱ18枚(イギリスのキャベツは硬いので、薄めにみじん切りにしてレンジでチン。ふにゃふにゃになるまでではなく、全体的に温まるまで。)
・青ネギ3本〜4本(小口切り)
・紅生姜 大さじ6〜(刻む)
・チャンクチーズ 入れたいだけ(多くていい)(ブロックチーズをチャンクに切る)
・卵6個
・Unsmorked Bacon/アンスモークドベーコン300g(豚バラ肉の変わり。日本の豚バラ肉により薄くて、ベーコンくらいの薄さ。塩味がついてるけど、日本のベーコンよりはしょっぱくない。)

お好み焼きソース
マヨネーズ
ごま

作り方

1.小麦粉、シマヤのだしの素を大きめのボールに入れて、泡だて器でかき混ぜる。水を加えてよく混ぜる。そのまま2時間程度置いておく。

2.①の液にすりおろしたじゃがいもを加えて、またかき混ぜる。

3.小さいボール(深さのあるシリアルボールなど)におたまひとすくい分の2の液を入れる。刻んだキャベツをたっぷりひとつかみと、青ネギふたつまみ、紅生姜ふたつまみ、チーズ好きなだけ、も重ね入れ、最後に卵をひとつ割り入れたら、軽く20、30秒混ぜ合わせる。

4.よく温めたフライパンにオリーブオイルを入れ、よく馴染ませる。火を弱めて(弱火)、3を入れる。まるく形を作るようにフライパンに生地を乗せ、その上から豚バラ肉を乗せる(縮むので多めでも良い)。蓋をして火加減を見ながらじっくり焼く。裏側が良い色になってきたら、裏返してもう一方もじっくり焼く。ひとつのお好み焼きに対して20分くらい焼くとよい。

5.お皿に移して、お好み焼きソースをたっぷりかける。スプーンで伸ばす。マヨネーズもたっぷりかける。ごまを振って完成。

後日再挑戦しましたが、硬くてぺったりとしていました。
前回との違いはすりおろすのをめんどくさがってじゃがいも入れなかったことかな。じゃがいもいれたらふわふわではないけどふっくらモチっとするような気がしました。それから水分が少なかった気がします(最後の一枚分の具材と液を合わせたボウルに間違えて水を入れちゃいましたが、一番お好み焼きらしいペチャット感がありました。)味としては何だかなんか物足りない。前回と違い紅生姜を入れなかったからパンチが消えたのかもしれません。紅生姜や桜えびみたいな旨味要因は入れたほうがいいですね。


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