(完)念願ドイツに1泊4日で行ってきた⑩ ~振り返り(と、結局人生語り)~
ここ2~3年ず〜っと念願だったドイツに、1泊4日という馬鹿みたいな日程で行って信じられないくらい満喫してきた社会人の日記🇩🇪🌍
(はじめに)
今日、ジョジョ・ラビットという映画を観ました。
私が今までで1番心を動かされた映画(1位タイがもう一つあるけど)で、再上映の情報を聞きつけて、ど平日夜の渋谷で1人観てきた。
約5年ぶりにまた心が動いたこんな夜に、さすがにそろそろ念願ドイツ(乗継ぎシンガポールとポーランド含む)の振り返りを書こうと重い腰が上がりました。
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(念願ドイツ、振り返り)
今回のドイツ旅は、いつかいつかと思っていた中で、前職同期のヨーロッパ1人旅という絶好の機会を逃すまいと「ドイツだけ一緒に回ってもいい?」とお願いしたことで実現した。
9月は長い休みをとるつもりはなかったし、航空券も高いから最初は諦めていたのだけど、同期とドイツ旅行できる機会なんてもう二度とないだろうなと思って思い切った。
行ってきて率直な感想_
憧れを憧れのまま、現実で体験できた。
街の雰囲気が、想像していた通りだった。
暑すぎる関東と違って、日向は暖かく、少し冷たい風で鼻水をすする秋の気候。
それだけでこんなに嬉しいんだと、自分の単純さも知った。
“ヨーロッパの人は冷たい”、そんなどこの誰から刷り込まれたのかも分からないイメージ(そして、声高にそう言う人は大体行ったことがないんだ)に思わされて生きることがいかに馬鹿らしいかを知った。
私がベルリンで寄ったレストランの店員さんは、とても優しい接客で、素敵な笑顔を振りまいてくれた。
私は「ヨーロッパの人は冷たくない」と言いたいんじゃなくて、「にこやかな人もクールな人もいて、それはどこの国でも同じ」と言いたい。書いてて可笑しくなってくる、だってそりゃそうだもん。。
1人での海外(ベルリンは1人じゃなかったけど)は、当たり前に分からないことだらけ。でもそれで、そんな自分に周りが自動的に合わせてくれる、優しくしてくれる、教えてくれる、そんな世界は不自然だ。
言語も通貨も交通ルールも、お店の入り方も、何も分からないことを恥ずかしいとは思わなくて(少しは恥じた方がいいのかもしれない…笑)、新しく知って、1つずつ実践するのが楽しくて仕方なかった。
初めてやる時に失敗するのは当たり前だし、むしろその方が理解が深まる。
4日間で3回逆方向の電車に乗り、すぐ近くのバス停が分からず15分くらい1人で右往左往し、切符は買えなかったけどタッチ決済でどうにでもなり、申込もうと思ってた無料のツアーは痛恨のミス(入国)によりあっさり逃した。初日に事前に調べたシャワー室を有効に使えたと思えば、最終日は重いリュックを預け損ねて背中汗だくだし超肩凝った。
全部どうってことなくて、どうでもいいようなことだし、ただの暮らし。でも海外でそれを経験したってだけでちょっと面白い。
今年の3月、初めての1人旅でマレーシアに行った辺りから薄々気づいてた、自分が以前と比べて格段に、1人で旅を楽しめるようになってきていること。沢山調べて沢山歩く。でもちょっとしたことでエネルギーが果ててすぐ休憩しちゃうところは変わってない。そしてやっぱり再認識、誰かと一緒ならもっともっと、100倍楽しいこと。
自分って今、心身共に健康なんだな。
大学までの自分_社会に出て働かなきゃいけないことに何となくの絶望を抱えていた自分には、想像できないだろうな、今がこんなに楽しいって。今の私の勝ちだな🏅
今の私は、少し想像できるよ。
これからも、年齢や社会人歴なんて関係なく自分の気持ちに素直に、何にもとらわれず興味の赴くままに、無理せずあまりにもマイペースに自分の人生を生きていくんだろう。
それでいい。それがいい。
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(おわりに)
夜の渋谷から帰還。
ポエミーになってしまいそうで嫌気が差すので、振り返り記事もこの辺でシメましょう。
それにしても良い夜だった。
し、それにしても良い人生だ。
とも、少し思えてるよ🤏🏻(言った側からポエミー!)