1000円でデュエマは出来る
皆さん御機嫌よう。
起きたと思えば空は暗い。早朝5時である。
更年期も近いかもと宣うものの先輩からは「4時間寝といて更年期を名乗るな若造」と言われる始末。いやはや、俺より1年生きてる人間に乗っかる魂は刺々しいものですな。
早朝から黄昏の表情を滲ませつつ少し湿ったコンクリートを眺めていると、もとより自分の趣味であった文を認める習慣を思い出した。まぁこんな事を先に書いているということはこの記事は語りの部分が多いと心しておいてくれ。
YouTubeという発信手段を手に入れた以上、「動画にしろ」と思われるかもしれないが、動画にもならない程のネタというのが世の中には存在するのだ。むしろそちらの方が多いとまで言えるのがこの業界の恐ろしいところ。心霊スポットでデュエマやろうと思って蛹の虫籠氏を誘ったが「年末は忙しそう」とやんわり断られてしまい断念。もうお前は怖いものないだろうがよ。
本題に入ろうか。
最近TLで見かける「デュエマが高い!」という意見。皆さんはどう考えるだろうか。
「正直まぁわかるけどさ、、うん」というのが私個人の意見なのだが、高いからと再録を求める声が多く聞こえてくるのには少しばかり納得できない。
そらもちろん「カードが高くて買えないから大会に出れない!!」みたいなのは少し可哀想に思えるが、自分の持つ経済力の範囲で楽しむのが本来の趣味のあり方である。自分の使いたいカードが使いたいけど高いから使えない!再録しろ!というのは些か虫が良すぎる話ではなかろうか
お金をかけず大会でも楽しみたい層に向けて開発部セレクションデッキまで発売された今、何をこれ以上望むというのだ。公式はどちらかというと私のような貧民のつよーい味方なのである
で、大会に出たい層は一旦置いといて、ただ友人とデュエマがしたい人達に向けて発信しようと思う。
"夢が欲しけりゃ金払え。金がないならプロキシ作れ"
今回はプロキシの印刷までの流れについて軽く説明させて頂くが、まず注意して欲しいのが「必ず対戦相手同意のもと使用する」ということである。デッキの動きを確認出来たり手軽にフリー用のマイナーカードが使えるのはプロキシの素晴らしいところだが、勿論大会では使用不可である上、フリーでも苦手な方もいるということには注意して欲しい。
そして、1000円でデュエマができると謳っているが、決してデュエマにお金を落とすなという意味ではない。
お金が無いからデュエマが出来ないという層に対して、「んな理由で辞めるくらいなら安価でデュエマ続けろ」と言いたくてこの記事を書いていることだけは理解して欲しい。
それでは簡単に説明させてくれ
サルでも理解したプロキシの作り方
まずはこちらのサイトをご覧頂きたい
思いっきり「まずはここをクリックして使い方をチェック!!」と書いてあるので詳しくはそれを見ていただければと思うのだが、
①デュエマ公式のカード検索サイトで画像を引っばってくる(余白がないので非常にサイズが合わせやすい)(また、出来れば枠が黒い画像が良い。銀枠などは光方にあまりに大きい違和感がある)
②プロキシカードデザインに必要カードを貼っつける。
③63×88mmを選択して余白の切り抜きにはチェックを入れずにPDFをダウンロード。そのままA4の紙に原寸印刷を行う。
ここまでは印刷の流れである。
そしてこっから先だが
①印刷したものを1枚1枚切り、角の丸い部分は切るか黒いマーカーで塗る。
②切った印刷紙をインナースリーブに使わないカードと共に入れる(インナーに入れるとズレが少ない)(この時、カードの裏面と印刷紙の裏面をくっつけるようにして入れるとなお良い)(横入れのインナースリーブはかなり入れやすいのでおすすめ)
③キャラスリやアウターに入れる。(ハイパーマットプレミアムブラックなどはクリア部分が無反射使用なので光っていなくても気にせず使えたりするのでおすすめ)
これでプロキシ製作完了である。
○セブンの安いカッター100円
○印刷代300円(9枚当たり60円なのでだいたい300円で45枚のプロキシをつくれる)
○スリーブ代インナー40枚で150円
○ハイパーマット40枚で300円
○使わないカードたち150円
なんと原価1000円程度で1デッキ分のプロキシが作れてしまう。
再録しろとXに書き込んで公式を批判する暇があったら自販機の下でも除けばいいじゃないのとマリーアントワネットも確かそんなことを言ってたはずだ。勿論ネコババはダメだけど
ちなみにマジで義務的作業になったプロキシ制作は辞世の句詠んでる時よりつらいとされてるのでプロキシでYouTubeをやるのは全くおすすめ出来ない。3000枚以上プロキシを作った自分だが、いずれやばい精神病にかかるのではないかと最近はカードを買うなり借りるなりして動画を撮ってい。
お金をかけなくたってデュエマはできるしなんならYouTubeだってできる。編集までスマホでできてしまっているのだから。
問題は場所と相手。ここさえクリアしちまえば1000円でデュエマが楽しめるらしい。なんて最高な趣味だろう。さて、コーヒーの缶も空になったし、そろそろ筆を置くとします。それでは皆様、良いデュエマライフを