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生産中止になってしまったスニーカーはリペアしてだいじに履こうそしてまた旅に出よう

秋に柿本商店に行ったら、大好きな Jack Purcell レザー(黒)が生産中止になった、たぶん4,5年は製造再開はないんじゃないかって話を教えてもらった。何足も履き替えてきたお気に入りなだけにこれはやばい大事件。

昨秋の広島沖縄旅では、左ヒールに穴が空いてしまった(貫通ははじめてだった)。あわててメルカリを探りまくって一部裂傷ありのワケアリ中古も手に入れた。どちらもボディのレザーはまだまだめちゃくちゃ元気でつやっつや。

なのでリペアに出してみよう!と思い立ち柿本商店のママに教えてもらった梅田ルクア1100の紳士靴リペアコーナーに持っていった。

これまで、革靴のソール貼り替えをしながら履き続けてはきたけど「スニーカーをリペアに出す」というのは未経験だった。

接客してくれたのは、なんとも俺好みのグッとくるめちゃマニアックな職人さんだった。丁寧に診断してマニアックに状態と修繕のアイデアをわかりやすく落ち着いて話してくれた。

ああやっぱり俺はこういう職人さんが好きだなぁ。

向き合って話をしながら「この人におまかせしたい!」と思える瞬間てほんとうにすばらしい喜びを感じる。

そのリペアコーナーでは「コンバース公式」としての修理も請け負っているというが、正直値段がむむむだった(様式美を優先しブランドを重んじるそれも悪くはない、コスパなど検討し選択すれば良いだけで)のでそれよりもむしろ今後も履きたいので強度と実用性優先で修理をしていただきたいとお願いをして、お代金はいかがいたしましょうと言われたので、前金で託した。

金の話をすると嫌な顔をする御仁もいるが、こういうときに金は先に払ったほうがいいと俺はいつも思っている。職人の腕に任せた!という気持ちを伝えるためにも、そのほうがいい。

リペアを経て、現役復帰予定の二足のJack Purcell レザー(黒)。

またあちこちに旅ができるかな。あちこちの人に会いに行けるかな。あちこちの舞台に立てるかな。

仕上がりがいまからとても楽しみだ。

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