💗「美の覚醒」還暦前のウェディング・フォト物語💗No.3
【外見と中身】は「身体と心」のように対応し合っている。
残念ながら内側すべての情報が外側にダダ漏れに現れているとも言えよう。
私たちカップルは「武道バカ」と「元ヨガ行者」で彼は服装など興味がないまま生きてきて、私は今やショッピングに行くことすらほとんどない、トレンドからかけ離れて生きている状態でした。
ところが、「美の覚醒」というプロジェクトと関わることによって「まあいいか」では済まされない、美とはなんぞや、というところと向き合わざるを得なくなってしまいました。
それは深い世界への入り口でしかありませんでした。
私は考えた。
「美しく在る」というのは周囲への貢献であり、思いやり以外の何ものでもない。
ブサイクでいることは極論、周囲のテンションを下げるという大罪ではないか。
つうことで、撮影に向け、ぼんやり生きてきたワタクシたちもアウターを整える、という果てなき闘いが始まった。
まずはプロジェクトに申し込んだ数ヶ月前から彼は1000円カットを卒業し老舗の床屋さんに通い始めた。
手塩をかけたカット技術、それだけでもグッと男前になるのが不思議。
私は心身のデトックスを兼ねてファスティング7日間にも挑戦、肌もツヤツヤになってウェストも締まった。
ふたりで行ったこともないアウトレットに買い物に行き、店員さんからイタリア製、日本製、アメリカ製、靴の考え方の違いを教えてもらったり、履き比べてみたり、なるほど、奥が深く知らないことがこんなに沢山あるもんだ、と驚く。
私は外見を磨くことを「そんなオシャレばかりにお金や労力を費やしてどうする」と思い込んできたのだが、お洒落には「道」に近いものがあると感心した次第です。
彼も今回の衣裳で着たこともないようなイタリア製スーツに身を包むとなぜか、素敵に見えてくる。私もなんだか調子に乗って一目惚れした高級靴を購入してしまう。
ブランド=無駄な贅沢、と思い込んでいただけで素敵なものは素敵。
まあ、にわかお洒落ではあるがなかなか面白くなってきた
何と言っても「美の覚醒」では、その道のプロフェッショナルたちが私たちに様々なアイディアや知識、おしゃれのコツなどを伝授してくれるので、楽しくなって今後の人生においても二人でお洒落を楽しむようになっていく予感が大なのである。
人生とは、どんな出会いがあるかで道筋が変わってくる。
美なんてテーマはもう終わったと思っていたが、実はこれからなのだ。
私は永遠にあきらめない、と決める。
だからこそ、還暦前のウェディングフォト❣️