美の覚醒vol.3 〈余波を味わう日々〉
自らが主催している【美の覚醒プロジェクト】で撮影していただいた60歳手前のワタクシと8歳年下の彼とのウェディング・フォト。
この写真はヨコだから見えないけれど、レッドカーペットならぬ紅白のカーペットをふたりで歩いています。
後ろには紅白幕がはためている。
写真家、行貝チヱにしかない、絶妙なセンス。
ワタクシのその方の人生に沿ったオリジナルのコンセプト作りから始まってYOKOさんの玉手箱スタイリングとアイディアと音楽。
瞬時に色、造形、オーラを察知して作り上げるヘアメイクのTOMOMIさんの腕があり、最後のCHIYEさんの仕上げの撮影。
これは、その人の芯にある、隠されたありのままへの到達を可能にする写真なのだ。
【美の覚醒】は、素材選びや調味料、調理方法にこだわりまくった、大変、手の込んだオリジナル高級料理だと思う。
「ありのまま」「自然体」のフォトはたくさんあるけど、「被写体と撮り手のありのまま」であることが多すぎて私には凡庸に感じてしまう。
そこには予想通りの人生しか見えない。
美の覚醒、この実力をこのお値段で堪能できる機会は、今のうちでしょう。
高級料理がお手軽に食べられるうちに食べていただきたい思いでせっせとお伝えしております。
撮影後、私も彼も大きく変容しております。
撮影ご経験の方は感じていらっしゃるでしょうが、言語化できぬ内側が何やら動き始めるのであります。
次回は9月21、22、23日、満月から秋分の日という宇宙タイミング。
いち早くチャンスを掴んでいただきたい。