見出し画像

珍獣を救え❣️

最近、珍獣さんたちと出会うことが多くなった。
なぜか、珍獣さんたちが私の家の玄関の門を叩くのだ。
その愛らしい姿についつい戸を開いて招き入れてしまい、うっかりと、時間を忘れて共に過ごしてしまうのだ。

珍獣さんたちは純粋で繊細で感覚が独特で優れている。
けれど、世の中のシステムと合わず、何かしかの苦痛を背負い、傷ついて、なかなか檻から出てこれなくなっていることもある。

彼らは愛らしく、献身的で素晴らしいのに、しかも、有り余る才能を持て余しているのに、才能を才能とも思わず、人知れずひっそり生きている。

ああ、うずうずする。

この絶滅寸前の愛らしい珍獣たちを檻から出し、自由にすることはできないのか。

私の中で「珍獣救出プロジェクト」がもう始まっている。
珍獣専門の芸能事務所でも立ち上げたら良いのか。
なぜ、時を同じうして、彼らが私の家を訪れるのか、神の使いなのか・・・謎は深まるばかりである。

だが、本人さんたちは自分を珍獣とは思っていない可能性がかなり高い。
普通の人間であろうと振る舞っているが、隠せないものがダダ漏れでそれも愛らしい。
化けているつもりのタヌキさん、しっぽが見えているような感じなのだ。
しかし、彼らも、私の弱さも私の愛も知り抜いているところがニクイ。
時々、グッとくる発言に涙が出そうになるのだ。

現在、私の中だけで珍獣認定はひそかに行われている。
自称珍獣は許さないのだ。

ある日、私から「珍獣○号」さんはあなたです、あなたを檻から出したくてこんなことを一緒にできないかと考えています、などと言われたら気を悪くされるだろうか。

心に留めるか、口に出すかは、微妙ではあるが

私は世の中の全員が、自分が持つギフトを、堂々と分かち合える、そんな幸せな世の中を作るのです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?