楽しさを感じる気持ちが戻ってきた徒然話
今年の春先に転職した。
地元から東京に来て1ヶ月と少し。
慣れない都会の生活や新しい仕事に追われながら、楽しいなとうっすら感じながら生活している。
思えば地元にいた頃は毎日生きていることへの嫌悪感があった。なんで生きているんだろう、なんでこんなことも出来ないんだろう、なんで、なんで……。
地元とはいえ一人暮らしをしていたので、友人も誰もいない田舎の地で鬱々としていた。
自分のことを嫌悪感で守ろうとしていたなと今ならなんとなく考えられるけど、そのときのしんどさは出来ればもう味わいたくないなとも思っている。
毎日楽しいなと思う必要はないけれど、楽しいという感情が欠落した日々はちょっとかなり、きつい。
そこから何とか抜け出したくて出てきた東京には、遊んでも遊びきれないくらい色んな場所があった。
色んな居酒屋もあるし、綺麗な水族館にも行った。
地元にもあるけれど地元にいた頃は価値を見出せなかったものでもある。
東京に来たことで今までためていた色んなところへ遊びに行こうという気持ちがだんだん大きくなっている。
色んな場所へ行くたびに楽しいなと思う。
それに新たな仕事もなんとなく仕事が楽しいという感覚を初めて味わった。
久しぶりの「楽しい」という感覚に、なんとなく浮遊感を感じる。
東京に来たことが正解かはまだ判断できない。
でもここで変化できたことが今の私にとって一つの転機となれば良いなと思う。