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不妊治療1周期目で、体外受精を検討することになった。
こんにちは( ◠‿◠ )
夏に退職して、子宮内膜症の手術を終え
春くらいまでは失業給付も貰える予定の私。
現在、時間だけはたんまりある。
…うん、今しかない。
「今行かなかったら、多分私一生行けない」
と踏ん切りをつけ、
1ヶ月前から不妊外来の病院に通っていました。
私の病院では、まず最初の1ヶ月は
一通りの専門的な検査を受けることが大前提。
検査を終えてから、治療方針を検討し
夫婦で説明を受けた後、
保険適用の治療がスタートする流れです。
【検査内容】
▪︎女性側
・血液検査(低温期/排卵期/高温期:3回)
・卵管造影検査
▪︎男性側
・血液検査(1回のみ)
・精液検査
なんとか順調に検査を進めていき
ここまで検査結果は夫婦ともに問題なし。
(なんなら旦那の精液結果は、
先生も「素晴らしい数値!」と
笑ってくださったほど優秀だった)
そして昨日は
最後の検査である卵管造影検査でした。
▪︎卵管造影検査
子宮卵管造影検査とは卵管の通りを確認する為の大切な検査になります。 具体的には造影剤を子宮内へ注入して子宮内腔の状態(子宮の奇形や子宮筋腫・ポリープの有無)、卵管の通過性や卵管采周囲の癒着などをレントゲンで見ながら調べる検査となります。
この卵管造影検査、
実は3年前に別の病院で経験済みで、
その時強烈に絶叫するぐらい激痛で…!!
看護師さんには背中をさすられ、
痛さで号泣したという過去があり
「もう二度としたくない…」という
トラウマになっている検査でした。
検査が決まってから恐怖と不安で
ソワソワビクビク震えが止まらん…。
今回は検査前に痛み止め(ロキソニンなど)の
服用がOKだったので、それが効いたのか
先生が上手だったのか、
痛みはかなり抑えられ、無事終了しました。
(検査中は全集中の深呼吸を意識!!)
「前回より痛みはかなり少なかったし
結果もまずまず良かったのかな〜?♩」
(でました能天気野郎の私)
診察室に呼ばれ、先生の見解を聞く。
「左の卵管は出口が行き止まりになっていて
詰まっていると言っていいでしょう。
右は先日手術されたとのことですが…
こちらも通りが悪く、少し癒着があります。
私の所見ではこの状態では自然妊娠が難しい。
生理の度に子宮内膜症も悪化していくので
状況が悪くなる前に、
体外受精をおすすめしたい。」
…そうだった。
不妊治療って全然甘くないんだった。
わかっていたのに、ちょっと他の検査が
順調だからって、またすぐ舞い上がってた。
ということで、私の卵巣と子宮を考えると
タイミング法と人工授精をすっ飛ばして
体外受精を検討することになりました。
2ヶ月前に恐怖と不安を抱えて
乗り越えた右卵巣チョコレート嚢胞の手術。
手術したら自然妊娠の確率がかなり上がる。
それなら、怖いけど、痛いけど
頑張ろうって思ったのにな〜。
大きく腫れた右卵巣は
腸への癒着も激しかったとのことで
手術で綺麗に剥がしてくれたらしい。
手術してからたったの2回しか生理来てないのに
もう再発の予感かよ〜。
思い返せば、学生の時から
酷い生理痛に悩まされて、
結婚するまで治療のためにピルと通院を続けて
お金を払い、2回も流産して、悲しくて
けど自分を奮い立たせて真面目に生きてきたのに。
親にも孫を抱かせてあげたいし、
カメラが趣味の弟に写真を撮らせてあげたいし、
毎日頑張ってくれる旦那に
子供という生きがいを与えてあげたい。
普段割とポジティブなのに
たまに落ち込んだら、色々と考えすぎて
「全部自分のせいだ」と負のループ。
泣きべそかきながら、車を走らせて
そそくさと家に帰った。
仕事から旦那が帰ってきて、
諸々の説明をする。
悲劇のヒロインのようなメンタルになってしまい
荒ぶっている私は月曜日の仕事を終えた旦那に
不要な感情までもポイポイ投げてしまう。
(あ〜私の悪い癖が出てる〜)
旦那は凪のような人。
寡黙で余計な言葉は発さない。
だが人を喜ばせるような
安心させるような言葉も基本的に発さない。
現状を冷静にきいてくれてやっとでた一言。
「やってみれば。(以上)」
(以下、私の心の声。)
…あああああん?????!?
やってみればっておいおい他人事だな!?
今まで私が痛みも悲しみも食らっている時に
「大丈夫か?」の一言もねえよな!!!
背中さすったり、抱きしめたりさあ!!!
無口なりにできることあんだろ!?!?
嫁が欲しい時に欲しい言葉、
絶対かけてくれねえな!!!
「いやいや、他人事じゃないからね。
体外受精で自分のお腹に注射するのも
薬の副作用で体調悪くなるのも
また全身麻酔をして吐き気が
止まらなくなるのも私。
(=だからせめて優しい言葉くらいかけろよ?)」
と、私は珍しく喧嘩をふっかけてしまった。
(平和主義なので基本私は怒らない)
「他人事なんて誰が言ったんだよ。
そんなこと一言も言ってない。
いちいち突っかかってくるなよ。」
久しぶりに旦那のちょっと大きい声を聞いた。
…チーーーーーーーーン。
試合終了の鐘がなった。
確かに私は荒ぶっていた。
旦那に八つ当たりしたもの確かだ。
そこは私の反省すべきところだった。
けど、口を開いたかと思えばこれか。
ちょっと悲しみに寄り添って
欲しかっただけだった。
女は共感の生き物だけど
男は根本的に違う。
冷静になれ私と、心の中で
唱えながら、旦那と一切目を合わさず
ズカズカと寝室へ逃げた。
というのが、昨日までの話です。
普段あんまり喧嘩しないので
旦那が帰ってきたらどうしようかと悩み中。
まあ、旦那が口下手で
女性に対して不器用な職人気質なのは
承知の上なのでそこは諦めようと思います。
冷静に考えると、
説明も愚痴も「うんうん」と
聞いてくれていた気がするし(多分)
お金のかかる治療費も何も言わず
了承してくれている。
家族のために、今日も早朝から
仕事を頑張ってくれている。
よし、書いているうちに
心がだいぶ穏やかになってきました。
ということで、体外受精に向けて
足並みは合わせずらいものの
協力してやっていきたいと思います!
また体外受精の進捗とかレポがあれば
マイペースにまとめていくかと思います。
半分愚痴になりましたが
ここまでお付き合いいただき
ありがとうございました( ◠‿◠ )