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人間中心設計スペシャリストに合格しました

2020年度、人間中心設計スペシャリスト認定試験を受験し、合格しました。
認定試験を受験するにあたって、実施したことや感想を書いていこうと思います。


人間中心設計とは

人間中心設計(以下HCD)の定義について、ISO9241-210を参照すると、

「対話システムの利用に焦点をあて、人間工学やユーザビリティの知識や技法を使って、そのシステムをより使いやすくすることを目指すシステム設計開発のアプローチ」

と定義されています。

日本ではHCD-Net(人間中心設計推進機構)がその認定試験やセミナーの実施、書籍の出版等を行っています。


人間中心設計を受験した理由

今の会社に入社して、デザイナーとして働きはじめてちょうど2年たつタイミングでした。実務でも様々な業界のクライアントと様々なフェーズのプロジェクトを実施してきたため少しずつ経験は増えていましたが、このタイミングで改めて体系的に理解したいと思ったためです。

また自分が行っているデザインという活動を少しでも理解していきたい、という気持ちが一番大きな理由でした。


受験内容・感想

内容としては、自分が実施したプロジェクトにおいて各コンピタンスを満たしている項目を記述していきました。

最大5つのプロジェクトを記述することができるため、5つのプロジェクトを記述をしました。僕自身は文章を書くスピードがあまり速くないので、10月頃から本格的に記述を始めました。ただ、この年の記述フォーマットはまだオープンになっていなかったため、昨年度のフォーマットを利用し記述を進めていましたが、この記述フォーマットも毎年アップデートされているようなので、先に書き始めていましたが、少し書き直す必要がありました。

記述後は合格していてもしていなくてもその理由はわからないため、ちょっともどかしい気持ちがあります。

また、受験に関する細かい情報としてはこちらを参照するといいかと思います。


人間中心設計認定試験を受験して良かったこと

受験してとても良かったと思う点が4つありました。

1.これまで実施してきたプロジェクトを振り返ることができる
2.書いたことによって理解の浅いコンピタンスを再認識できる(仕事上理解しながらすぐに実施できる環境でもあるのでとてもありがたい)
3.文章を書くことが苦手なのが改めてわかった
4.使用しているツールやフレームワークの理解度・活用がまだまだ浅い(気がしている)ことに気がつけた

画像は9月時点の自分の投稿なのですが、結構楽しみながら記述できていたな〜と感じます。

画像1


今後

よかった点でも上げましたが、今後は以下のことに取り組んでいこうと思います。

①人間中心設計やサービスデザインに関するツールやフレームワークをきちんと理解する(誰がどのようにどんな目的でつくったのか等)
②文章を書く習慣を設ける

引き続き良いサービスを作れるように頑張りたいと思います。💪


おまけ

参考にした書籍


同僚のHCD関連の記事


弊社では4人受験し4人とも合格でした(専門家1人、スペシャリスト3人)!
ウレシイ〜!!

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