ミャンマーの大手スーパーCityMartの決済サービス、「City Rewards」は絶対に使った方がいい【ミャンマー決済サービス】
こんにちは、ミャンマーにいる村上雄太郎です。
今回はミャンマーの大手スーパー最近ローンチした、City Rewardsという決済サービスを使ってみたところ、
これまでにあったミャンマーのどの決済サービスよりも圧倒的に使いやすく感動したので、使い方、既存決済サービスと比較した時のメリット・デメリットについて書いていきたいと思います。
使い方
まず始めに使い方としては、
①アプリのダウンロード(iOS, Android)
②登録(パスポートナンバーなど必要)
③CityMart店舗でトップアップ(チャージ)
④お会計
というシンプルな方法です。
画像も使ってもう少し詳しく説明します。
③CityMart店舗でトップアップ
今回僕はミャンマープラザ内にあるCityMartを利用しました。
まず始めにCity Rewardsアプリへのトップアップ(チャージ)場所は、CityMart内にあるカスタマーサービス的なカウンターです。
ミャンマープラザだと、エスカレーター近くの入り口のすぐ左にあります。
ここでチャージする金額を伝え、現金を渡せばすぐにチャージが可能です。
担当の女性曰く、アプリへのトップアップ(チャージ)はこのカウンターでしかできない、と言われたのですが本当かどうかわかりません(レジでもできそう)。
チャージするとトップ画面に金額が表示されます。
④お会計
チャージできた後は会計です。
会計の際は、下記画像の「PAY OR TOPUP」ボタンをタップします。
その後、下記のような画面が出て来るので、
QRコードをレジに読み込ませれば決済完了となります。
ちょーカンタン。
そしてポイントもつきます。
200ks(約20円)1ポイントのようです。
既存決済サービスと比較した時のメリット・デメリット
実は前回の記事でもミャンマーで有名な決済サービスの比較について書いているのですが、これらのサービスよりも圧倒的にCity Rewardsが使いやすいなと感じた個人的な理由を少し書きたいと思います。
https://note.mu/utaroriginal/n/n0c74539f9098
メリット
①目的ありきのサービスなのでユーザーにとって利用シーンが明確で、アプリをダウンロードする動機になる
例えば前回の記事で比較したOK$やWaveMoneyは、「決済・送金ができるサービス作りました、ドーン!はい、みんな使ってね〜」というサービスのイメージなのですが、ユーザーからすると利用シーンの幅が広すぎて、自分が使う場面のイメージがしにくいと考えます(一部ユーザーを除き)。
なのでサービスを使う動機にもなりにくい。
一方、City Rewardsの場合少なくともCityMartでお買い物する客にはメリットがあり、例えば僕はだいたい週に4日くらいCityMart利用するので、これからの決済はほぼ確実にこのサービスを利用するでしょう。
ちなみに利用シーンの幅が広すぎることが一概に悪いとは思いませんが、そのモデルの場合使える場所・チャージできる場所が圧倒的に多い(どんなお店でも使える)必要があると思います。
②オペレーションがしっかりしている
これはミャンマーあるあるだと思うのですが、特に新しいサービスや商品が出た時に店員さんやお店側も使い方がわからないということが結構あり、
その時点で使う気力がなくなったり、損をすることなどが多々あります。
しかし今回はチャージにおいても、支払いにおいても店員さんが非常にスムーズでとても感動しました。笑
③簡単に使える
これは①の話とも似てくるのですが、目的が絞られているためか機能が少なく非常にシンプルで使いやすいです。
いらないだろうと思う機能も正直あったのですが、チャージ→支払いまでが本当に簡単でした。
使わなくなる理由がありません。
④CityMartポイントがもらえる
ミャンマーではスタンプカード的なポイントは存在していたのですが、いわゆる日本のTポイントのようなポイントは、僕の認知している限りこれまではありませんでした。
ポイントというインセンティブがあればよりサービスを使う動機となり、プロモーション面(ポイント5倍デー等)でもとても有効となると思います。
デメリット
デメリットとしては、レジでの会計の際に最初に登録したPIN(6桁の番号)をレジの人に毎回伝えないといけないという点です。
これが非常にめんどくさい。。。
なぜここまでサイコーなサービスだったのにここでPINの確認を持ってきたのでしょう、惜しい...惜しすぎます。
レジ後ろの人にもPINまる聞こえだからセキュリティにもなってないよ。。。。
と思っていたのですが、
これも自分で、「PINを毎回聞かれないようにする」に設定できるのです!!!
なのでデメリットはありません!!!!
ちょーーー使いやすい!!!
まとめと考察
結果、CityMartをよく利用している人は絶対に使った方が良いサービスです。
簡単だし便利でユーザーが離脱する要素も少ない(と思います)。
コンセプトがしっかりしており、簡単に使えて、インセンティブがあり、リアルのオペレーションもしっかりしている、
正直、今まで触ったミャンマー企業のアプリの中で一番のサービスだと思います。
今後は多分、色々なプロモーションうってユーザーは確実に増えていくと思います。
しっかりCityMartでの決済サービスとして確立後、
他サービス(店舗)、他カテゴリーの決済に移行するとすごくいいサービスになりそうです。
どこが開発したのかが今は一番気になります。
いいサービス作ろう。
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