何造の家に住むのか
みなさまは現在自分が何造の家に住んでいるかご存知でしょうか。
大きくは木造、鉄筋コンクリート造、鉄骨造の3種類に分かれます。
戸建て住宅で言うならば木造の住宅の流通量が多いわけですが、人によっては鉄筋コンクリート住宅に住んでみたいと思う方もいらっしゃるでしょうし、鉄骨造が良いという方も居られると思います。
私の設計事務所では上記3種全ての構造に対応していますが、一般の戸建て住宅では木造の計画が多いです。
構造面や耐久面、間取りの自由度の事を考えれば鉄筋コンクリート造や鉄骨造の住宅は木造住宅よりも優れていると言えます。
また、コストや断熱性能を考えれば木造に分があるので、どのような事を重視して住宅を建てるのか設計者と一緒に検討するのが良いと思います。
ここで、私の事務所でのInstagramのアンケートの結果を発表します。
アンケート結果は下記のようになりました。
![](https://assets.st-note.com/img/1719198374088-km3NKcHH8u.jpg?width=1200)
木造 27人
鉄筋コンクリート造 16人
鉄骨造 5人
上記以外 3人
アンケートに回答いただいた方、ありがとうございました。
住みたい家の構造は、木造が約半数と一番多くその次に鉄筋コンクリート造がつづき、鉄骨造が一番少数という結果となりました。
戸建ての住宅に限定したアンケートでは無いため、鉄筋コンクリート造や鉄骨造を選んだ方については戸建て以外にも集合住宅での暮らしを想定している方もいらっしゃると考えられます。
木造については、集合住宅も存在しますがイメージとしては戸建てを想定されて投票した方が多いと思います。
こういったアンケートは投票数が少なく条件が厳格では無いので、統計データとしての価値はありませんが、いろいろな方の考えを知ることができるのでそのような意味では非常に参考になります。(アンケート自体が楽しいというのもあります。)
ちなみに私の自邸は木造の予定ですが、現在住んでいるアパートは大手ハウスメーカーの鉄骨造(軽量鉄骨)です。鉄筋コンクリート造の建築には、学生時代に2年ほど住んでいました。
どの構造にもメリット・デメリットがありますので、戸建ての家づくりをしたり集合住宅に住む場合はそれを理解した上で構造を決めていくのが良いですね。私の事務所でもクライアントには打ち合わせの中で構造を決め、各構造のメリット・デメリットの説明を行います。
いずれにしましても、クライアントの意向に沿って対応できますので、ご希望がある場合はお気軽にご相談ください。