【釜山/慶州旅行】教科書で習った「仏国寺」が目の前に
みなさんこんにちは、堀詩です。
夏の釜山母娘旅もついに最後の記事です。
最終日は釜山から足を伸ばして慶州へ行ってきました。前編はこちらから読むことができます↓
韓国の伝統料理「サンパッ」でお腹が満たされた後は、世界遺産にも登録されている仏国寺へ向かいます。それでは最終章、お楽しみください😌
ペク先生に救われる
現在地から仏国寺までは約50分。レストランから徒歩3分のバス停からバスに乗ると乗り換えをしなきゃいけない、徒歩17分のバス停からだと1本で行けるという状況でした。
せっかくなら散歩がてら遠いバス停に行こう、という話になり歩き始めた私たちですが….めっちゃくちゃ暑い~~!もう汗が体中の毛穴から吹き出します。
バス停までの道すがら、私たちを救ってくれたのはこちらの「PAIK' COFFEE」でした。
韓国の大人気料理研究家・ペク先生の顔が目印のこちらのお店で、イチゴジュースとスイカジュースをテイクアウトしました。韓国のドリンクってなんでこんなに美味しいんだろう?
まるごと果物を絞ったような爽やかな甘みが汗だくの体に染みわたります。気力が回復したのであと少し、頑張って歩きます!
スコールと公衆トイレ
バス停に辿りつき、ジュースを飲みながらバスを待ちます。
と、ここでプチハプニング発生。
バスにはジュースを持ち込めない、と乗車を断られてしまったのです。考えてみれば当然のこと。包装された飲食物はOKだそうですが、テイクアウトのドリンクのようなこぼれる可能性のあるものはNGでした✖
仕方がないのでさらに次のバス停まで歩いてジュースを飲み干そうと言うことになりました。
ジュースを飲みながら歩いているとなんだか雲行きが怪しくなってきました。先ほどより涼しくなり、湿気が濃くなってきたような…..
あれ?と思った瞬間、ドシャ―――――――ッとバケツをひっくり返したような大量の雨が。
近くの公衆トイレにかけこみ大急ぎで雨宿りをします。
公衆トイレがあってラッキーだったし、しかもこのトイレなんと冷房つきという特別設計✨ジュースのゴミも捨てることができ、結果オーライだったのかな。
雨は10分、15分くらいで弱まり、やっと仏国寺行きのバスに乗ることができました。
世界遺産・仏国寺に上陸
ドドン….!
バス停から坂を上がっていった山の中に立派な入口が!
仏国寺は金大成が建立を始め、彼の死後に国が引き継いで完成させたと言われます。倭国の侵入により大部分が焼け落ちましたが、長年に渡る復元作業によって現在の姿になりました。
かつて教科書で「知識」としてのみ習った仏国寺。実際に見ることができ心が震えました。
本当はこの後石窟庵にも行きたかったのですが、今日中に釜山に戻らなければいけなかったため断念…いつか行ってみたいな。
朝鮮半島の歴史を肌で感じた慶州旅もこれにて終了です。名残惜しさを感じながらも、KTXに乗って哀愁漂う慶州の都を離れます。
締めはサムギョプサルで
釜山旅行最後の食事は「고반식당(コバン食堂)」のサムギョプサルです。ホテル最寄りの西面店にお邪魔しました。
お肉のジューシーさは言わずもがな、驚いたのはこちらのケランチムです↓
ふんわりと膨らんだ卵は出汁をたっぷりと含み、油ののったお肉の箸休めとして最高の一品です。ケランチムの質はピンキリで、ぱさっとしたものからほとんど味が感じられないようなものまで色々あります。そんな中でもこちらのお店のケランチムは群を抜いて美味でした。
もう一つ紹介したいのがこちら↓
たらこご飯です。雑穀米に明太子と韓国のりを混ぜ、最後に器にこびりついたお米はお湯でふやかしていただきます。
昨年初めて一人で韓国に来て、とある飲食店で石釜で炊いたご飯が提供された時、一緒に出されたお湯をみて「?」となったことを思い出します。韓国では、石釜でご飯が提供されると、ご飯を取り出してすぐお湯を入れ、再度蓋をして底に残ったお米をふやかして食べるんだそう。
このおこげの部分をヌルンジと呼ぶんですって。当時日本の韓国料理しか食べたことがなかった私は隣の人の食べ方をチラ見しながらマネしていました(笑)
でも私はやっぱりふやけたおこげの部分より、普通のお米部分が好きです。今回のたらこご飯も、お湯を入れるとわかっていながらギリギリまで普通にいただいちゃいました😁
最後にアイスももらって大満足!
おわり
これにて3泊4日の釜山旅行記も終わります。
飛行機で乗り合わせたご夫婦やホテルのフロントさんなど素敵な出会いにも恵まれ、美味しいもの、楽しいこと、全部を満喫した釜山旅でした。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
また次の旅でお会いしましょう!