皮肉の舌(タン)を過呼吸
ノストラダムス【Nostradamus, Michel de】
① 時に「ノせたらだます」と誤記される中世ヨーロッパの医師にして占星術師。著書『百篇詩集(*1)(Les Centuries)』の中で人類滅亡を予言したとされる人。
② ホントのところ本人の意向は定かではないが、ただ、こう言いたかった事だけは想像に難くない。
―「『人類滅亡』やなんて、アホくさ…。そんなん予言しても何の得にもならんやんか。予言がハズれりゃただの笑い者だし、当たれば当たったで、そん時ゃ人類滅亡してんだから、誰にも認めてもらえないやろしなぁ…」
*1:百篇詩集:そもそもノストラダムスの予言書とされる詩集のタイトルは
『ミシェル・ノストラダムス師の予言集
(Les Prophéties de M. Michel Nostradamus)』
である。単に略すとするなら『予言集(Les Prophéties)』。その中のメインパートの形式が、四行詩を百篇ひとまとまりにしているところから、後代『百篇詩集 (Les Centuries)』と呼ばれるようにもなった。
この「Centurie」はラテン語由来の「百」の意味であり、決して「世紀」という意味ではない。
(フランス語で「世紀」を意味する語は、通常は「siècle」)。
まぁ、大方、英語の「世紀」である「century」から引っ張られて単純に間違えたのだろうが、そんなわけで「Les Centuries」を『諸世紀』などと訳してしまうのは初歩的な誤訳である。
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こんなダラダラと長ったらしい記事に最後まで目を通していただき、その忍耐強さと博愛の御心にひたすら感謝☆です
ありがとうございます
ご覧いただけただけで幸甚この上なっしんぐなので
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