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ディール"シャッフル"について

1.ディールシャッフルとは

カードゲームでよく使われているシャッフルはだいたい下記の3種類があります。

  • ヒンドゥーシャッフル

  • ファローシャッフル

  • ディールシャッフル


ヒンドゥーシャッフル

ファローシャッフル
ディールシャッフル


2.ディールシャッフルは"シャッフル"じゃないディールカウント派閥の襲来

という派閥が居る模様ですね。
これについては、シャッフルを行った際の不規則性などを計算した論文などがありまして、そこでディールシャッフルは繰り返した場合にシャッフルによるランダム性はないが、デッキ全体を規則的に広く分散できることが証明されているようです。

このランダム性がない、という点に加え、カードゲームによってはディールシャッフルをシャッフルと認めていない。カードの枚数をカウントする為の行為として用いることを許容している。(何回もカウントする必要ないから実質1回しかしてはだめだよって事。)ものもあるらしい。

これらのことから、ディールシャッフルはシャッフルじゃない
「ディールカウント」だ!!という派閥の人たちが一定数存在している模様

3.こだわるのは良いけど、視野が狭いのは駄目

上記のディールカウント派閥の言い分をSNSなどでよく見かけますが。
その中には強い言葉で「意味がない」「無駄」「ファローだけでいい」
などが散見されております。
では、本当にディールシャッフルが意味のないものなのかというとそうでもないんですよね。
ディールシャッフルは規則的だという論文の内容を盾に主張されることが多いのですが、論文の内容としては複数のシャッフルを組み合わせることでより混ざる。となっているので、ディールシャッフル不要論者は自分の都合の良いところだけを切り取っている印象を受けますね。
※ファロー7回行えば良いという数字も論文上で出ておりますが、ディールが不要かは別問題と思ってます。

そもそも、ディールシャッフルにランダム性がないというのも、規則的に並べた際の結果であって、ランダムに並べればディールシャッフルを繰り返しても不規則性が生まれるはず。
画像のように、左上から右に位置枚ずつ一番右下に向かって順番守って並べてた場合、自身が規則的に並べてるんだから結果が規則的になるのは当たり前では?と、思ったり思わなかったり。(ランダム性がないのは、ディールシャッフルではなく、シャッフルする人の並べ方や山をまとめる順番ではなかろうか。)


まとめ

何が良いとか、何が悪いとか、呼び方とかそんなのはどうでも良いんです。
ファローして、ディールして、ヒンドゥーして、ファローして……
「ディールは塊をバラけさせるのは得意だけど、時間がかるし繰り返してもシャッフル効果は少ないから、1回までにしておこうね!ついでにデッキ枚数もチェックできてお得!」
「ファロー繰り返すとよく混ざるよ!」
「ファローは上下の移動に弱いから、ヒンドゥーと組み合わせるとより混ざるよ!」

これで良いじゃないですか。
どれかを下げる必要ないし、組み合わせることで相乗効果あるんだから、全部含めたルーティーン化して「シャッフル」でいいじゃないですか。

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