”好き”は日常を彩るエッセンス
例えば仕事をしている時、苛立つ場面がもちろん誰にでもあるでしょう。
わたしは最近、無意識に溜息をこぼしていることが多くて、困っている日々を送っています。
そんな時こそ、息抜きが必要です。だから、休憩時間には好きな動画を見てひそかに笑ってほっこりするのが、勤務中の1番のストレス発散方法になります。
でも、最近は休憩時間以外にもほっこりできる時間があるのです。
それは、思いを寄せる彼からのメール。
それを読んで、返事を返す時間が穏やかで好きです。その時間はどんなに短くても、本来の自分を取り戻して、深く呼吸ができている気がします。
今では仕事の合間にこっそり返事を返すのが、小さな楽しみです。本当はもちろん駄目だけど、ちょっとくらいいいよね。
他愛もない会話しかありません。だって、ほとんどが音楽やゲームやラーメンの話。だけど楽しい。なんだっていいんです。好きな人と言葉を紡げるのなら。なんだって。
わたしの息抜きの時間。オアシス。向こうも仕事をしているから、返って来ないことももちろんあります。ちょっと寂しく思わないでもないけど、気づいた時に返事をしてくれるという事実が何よりも嬉しいからいいのです。たまに一瞬で返ってくる時には、驚きと嬉しさで感情が溢れそうになります。
なんでただ”好き”というだけで、こんなにも心が騒がしくなるのでしょう。よくも悪くも。相手のちょっとした言動で、簡単に気分は上がっては下がる。疲れることなのに、実際に気分が上がってしまうと、過去に感じた疲れなんて忘れています。
”好き”があるから、わたしは頑張れる。その対象は、人でも物でも音楽でもなんでもいい。でもきっと1つだけだと苦しい。1つに寄りかかって、その1つがある日壊れてしまったら、立ち上がれる自信がないから。
だから日常の中で、1つずつ”好き”を増やせばもっと生きやすくなるのではないでしょうか。ふと、そんな風に思います。
それではまた。
ウタラテ