金属彫刻
現状のレーザー彫刻機でもステンレスにはなんとか彫刻できたが、銀や真鍮には無理だった。
今までは銀製頭部管にはCNCフライスで彫刻した銀のエンブレムをハンダ付していた。
CNC用PCが壊れたことでCNCコントローラーもUSB接続に変更する必要が生じ、GRBLコントロールボードを購入して設定したのだが、思うように制御できず放置してあった。
そんなこともあり、レーザーで銀管に彫刻できるようになれば良いのだが・・と考えていた。
十数万出せば金属用レーザーも購入できるようだが、現状では躊躇せざるを得なかった。
そんな折、Atomstack から R-30 という金属用レーザーモジュールが発売されたのを知った。
価格も$499,99 とちょっと食指を動かされるものであったが、ちょうど円安真っ只中で換算すると7万円を超えていた。
AliExpress を時々覗いていると、結構な割引価格が表示されていた。
思わずポチってしまった。
当初の約束よりも数週間遅れて無事到着した。
スペックは調べていたものの実際に目にすると大分サイズが大きかった!
取り敢えず現行彫刻機のモジュールと交換して試してみた。
試しに銀の樽に彫刻してみるととんでもないことに・・・
どうやら重すぎてX軸は脱調してしまうのか、固定のY軸も振動でずれてしまうようだ。
どう見ても現行レーザー彫刻機では荷が重そうなのでCNCフライス盤に乗せることにした。
このZ軸を外してアルミベースを取り付けて、レーザーモジュール(R-30)を取り付けることにする。
モジュールの取り付けは終了したものの、その後GRBLの設定に四苦八苦した。
取り敢えずアルミも含め身の周りの金属に彫刻できることを確認した。
これから色々と用途が広がりそうだ。
ただし金属彫刻専用なので木材彫刻との使い分けが必要なので少々問題も残る。
そして今回GRBLコントローラーの制御とレーザーソフト用に使用するPCを新たに導入した。
Amazon で¥15,000で購入したものだが、新品同様の外観と申し分ない使い心地で大満足!
今回思いきって導入したわけだが、これから設備投資を上手くペイできるよう活用していきたいものだ・・・
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