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夏がやってきました
またまた久しぶりのブログとなってしまいましたが皆さんお元気ですか?
全国では危険な暑さが続いているそうですが、蒸し暑い曇りの日が続いていた仙台にも、いよいよ本格的な夏がやってくるのかなあというところです。
先日は仙台フィルの7月の定期演奏会でマーラーの交響曲第1番を演奏し、その後の気分はなんとなく夏休みモードへ突入。もちろん演奏の仕事は続いているのですが、8月は久しぶりに東京に帰ったり、北海道へ行ったり、例年のように友人を家に招いたりする予定があるのでとても楽しみです。
ここのところ、日々の雑事に追われて夜は疲れて眠ってしまうことも多いのですが、その代わりに朝目覚めたときになにか音楽を聴いたり、ホッと一息つく時間があるときは良い一日が過ごせるような気がします。
世の中ではパリオリンピックが始まり、毎日フランスからの映像を楽しく見ています。仙台の街のなかで私のお気に入りの場所の一つに、橋から広瀬川と地下鉄が見える綺麗な場所があり、そこを通るたびにパリのメトロ6番線の景色を思い出すのですが、テレビで実際のセーヌ川を久しぶりに見たら、やっぱり全然違いました笑
柔道では、有力選手がまさかの敗退に我を忘れて号泣する姿を見て、私もとても心を打たれ、一緒に涙。すべてを掛けてやってきたことが失われてしまったとき、人はあんな風になってしまうのだなあと。彼女とは名前が似ているのもあって自分を重ねずにはいられませんでした。
人間は脆いもので誰だってあのようになり得るわけですが、そんなときに家族や友人、仕事、社会とのつながりだったり、自分を支えるものが一つだけではなくいくつかあることが必要なんだなあと思います。そして、スポーツ選手であればやっぱりその経験を糧にまた勝負に挑んでいくのだろうし、音楽家だったら、すべては音楽に昇華させていくのだろうなと。
がんばれうたちゃん、と、全然関係ない私ですが親戚のおばさんのような気持ちで見ていたのでした。
さて音楽のことに話を戻すと、少し先のことになりますが今年もせんくらの室内楽公演に出演します。
去年はクラリネット4重奏でしたが、今年は管楽器アンサンブルのコンサートです。
今年のせんくらは、この室内楽のコンサートに加えて仙台フィルは5公演、しかもラヴェルのピアノ協奏曲があり、この曲は何度やっても心臓が飛び出そうなほど緊張するのです。3日間で6つのコンサートというのは自分にとっては最多記録ということで、これを乗り切れるかというのが今回の私のチャレンジ。せんくらのチケットはもうすでに売り切れているものもあるようなので、どうぞお早めにお求めくださいね!
秋は演奏会シーズンということで、せんくらのあとも色々とコンサートの予定が入っていますが、まずはこの暑い夏を元気に乗り切ろう、というところです。皆さまも体調に気をつけながら、今年の夏も楽しくお過ごしください!