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年の瀬のハプニング

みなさんこんにちは。年の瀬の忙しい時期ですが、いかがお過ごしでしょうか?
仙台フィルは12月24日に年内最後の仕事があり、その後何件かレッスンをしてから毎年恒例のジルベスターコンサートのために東京の実家に帰ってきました。このコンサートでは毎回ダンスがあるので、今年もクラリネットより踊りの練習のほうが大変です。配信もあるので、練習の成果をぜひご覧いただきたいです!
ズーラシアンブラスといえば、今月発売されたバンドジャーナル1月号にて、クラリキャットのお友達プレーヤーとして記事を書いています。テーマは、クラリネットアンサンブルについて。そちらもぜひお手に取ってみてくださいね。

さてさて、私のほうはといえば、先月の体調不良やトラブルを乗り切って穏やかな12月を過ごそうと思っていた矢先、それを上回る大事件が発生!
ある日の夕方、仕事から帰ってきて練習していたら、どこかから聞こえてくる水の音…。外を見ても雨は降っていないし、おかしいと思い別の部屋を覗いてみると、なんと天井から水が滴り落ちて来ていたのです。しかも一滴とかではなく、かなりの量が降り注いでおり私は大パニックになってしまいました。水は30分ほどで止まったものの、原因もまだはっきりしないため急いで引っ越しを決めました。手続きや引っ越しの準備が沢山あるので、年明けに仙台に戻ったらまた慌ただしくなりそうです。

次々と起こるトラブルで大変な日々を送っていますが、今日は少し時間があったのでずっと行きたかったモネの展示を見に行くことが出来ました。

コロナのロックダウンで家から出られなくなったあと、ようやく行けた美術館がマルモッタン・モネ美術館でした。観光客もいなくて、モネの作品たちが並ぶ静かで美しい空間に心奪われたことを昨日のことのように思い出します。今日の美術館はやっぱり混んでいたけれど、でもあのとき感じたときめきが蘇ってくるようで、疲れていた心も癒やされたのでした。
美術館のあとは上野公園を少しだけ散歩。学生時代は毎日通っていた場所ですが、素敵なところにいたんだなあと懐かしい気分に。なんだか久しぶりに、とてもいい気分で一日を過ごすことが出来ました。

あと数日で2023年が終わってしまうなんて信じられませんが、振り返ってみれば今年はリサイタルで念願のブラームスを演奏したり、色んな場所へ旅行したり、友達と再会したり。沢山の方々に支えていただいたおかげで、無事に(?)1年を終えることが出来そうです。
来年も、健康で、平和に、クラリネットを吹き続けていられますように。

みなさまも、どうぞ良いお年をお迎えくださいね!


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