2/8 雛支度の記録５ 担当:江雪・かさね
※此処二振目の蜂須賀くんは、かさねくんです。
※2 雛人形が出てきますが、お顔が苦手な方が
いらっしゃると思うので、
綺麗なお顔をしていますがお顔は写りません
か〉※2は必要な事なのか？
美しいのなら、載せても問題はないだろう？
江〉もちを見に来て、別の顔が出れば
驚く方もおられるかと思いますので……
そうですね…
雛様、内裏殿の個人情報保護のためという
事にしておきましょう。
か〉……確かに
……時世的に配慮が必要かもしれないな。
江〉………。
（主。冗談にこれをいえば良いと進言を
頂きましたが、私が冗談を扱うには
まだ熟練度が足りない様です。）
か〉？どうした？
江〉いえ。
それでは今回もお届けして参りましょう。
か〉流石に烏帽子をもちが支度する事は
出来なかったんだね。
江〉届きませんからね……手が。
燭〉うん。そこで合ってるよ。
膝〉山伏、押してくれ。ゆっくりな。
山〉相分かった。任されよ。
か〉となると、次は雛様か。
乱が扇子をいたく気に入っていたが
手放せるだろうか？
江〉一人の写真を撮ってもらえたからと、
満足だったようで協力的でした。
……ですが…
か〉？何か問題でも？
江〉あちらです。
三〉小もちには無理か…。水心子。頼む。
水〉俺！？ あっ、い、いや……
ゴホン…やってみせよう
清〉しっかり押さえてるから安心して。
江〉三日月さん紐を踏んでいます。
三〉おお。これは、すまんな。
乱〉大丈夫そう？
水〉これを…こうして……できた！！
やったよ！清麿！……あ。……任務遂行だ。
清〉うん^ ^。流石 水心子。
か〉ここの雛様しか知らないから、なんとも
いえないのだが、雛様の扇子はもう少し
広がっているものではないのか？
江〉そうなのかもしれませんが、私たちが此処に
来るより昔、子が壊してしまったそうで……
折れた箇所は直したそうですが、
素人が接着剤であれこれするのは……と
持てるうちはそのままにしたそうです。
それすらもこの雛様の思い出だと。
か〉思い出か。
…ふっ。まぁ悪くない。
今の写真で今回の記録は終いだったかな？
江〉はい。お菓子は写真を撮らずに食べてしまい
ました。
か〉それでは、今回はこれにて。
写真も順調に減っているようだが、もう少し
支度にお付き合い頂くよ。よろしく頼む。
江〉失礼いたします。