ポリアモリーと不倫と結婚
『ポリアモリー』という単語を初めて知ったのは、たしか、バイリンガルニュース、2015年12月24日のSaraさんの話(193.特別編 Sara 12.24.15)だったとおもう。
(ポットキャストのリンクの貼り方がわからなかったので興味のある方は、バイリンガル公式ツイッターから探ってください。お話、めちゃおもしろいんで、オススメです!)
その後、cakesのきのコさんの『わたし、恋人が2人います』を読んで、その考え方を詳しく知った。
ポリアモリーとは、
当事者全員が納得の上で、複数人と性愛関係を結ぶ。
恋愛のカタチをそう呼ぶようだ。
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ここで、この件に触れるにあたって、
自分の立場をハッキリさせておきたい。
ワタシは、
嫁入り道具はバージンだ!
という想いを、運良く実現できた人間だ。
つまり、現在のところ主人としか大人の関係になったことがない。
そんなワタシでも、きのコさんの丁寧に説明される言葉を読むことで、その考えが理解できる。
と、いうか、もしコレをみんなが実行できるのであれば、結婚制度自体、不必要になる。
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ちょうど、同じくcakes連載中の
結婚できない2.0〜百鳥ユウカの婚活日記〜で
未来からきた青年が結婚制度が廃止になった社会について語っている。
彼は、貧しい時代に協力して家族を作るための制度が結婚だ、と分析している。
が、それはワタシの思う理由とちょっと違う。
それならば、地域ぐるみで協力して生活を営む制度にしたほうがよっぽど都合がいい。
では、なぜ結婚制度が必要だったのか。
問題が起きたときに第三者が善悪を判断しやすくするためだ、とワタシは考える。
きっと
太古の昔から
男女間のホレた、ハレた、取った、取られた、の愛憎渦巻くエトセトラって絶えず起こってたとおもう。
でも、明確な基準がないと、そのときにそのケンカの仲裁のしようがない。
社会荒れまくり。
だから、社会秩序を守るには、ある程度そのへんを整備する必要があって、この人に決めた!と思ったら、ちゃんと契約を結んでその人以外にいかないようにね。そのかわり、社会もそう約束した人には手助け(家族控除とか)するからね。
って、始まったのが結婚制度なんじゃないだろうか。
んで、それは1×1の方がシンプルに運用しやすい。だから、一夫一妻制をとってる国が多いんだと思う。
そうしないと乱れるくらいに人間には『嫉妬』『独占欲』という感情が備わっている。
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しかしながら、人間がきちんと学び本能を理性で抑制することが幾分できるようになった現代。
今ならできる!と産まれたリレーションシップがポリアモリーではなかろうか?
人間本来の色んな人に惹かれる気持ちに抗わず、パートナーに説明して、納得してもらい理性で嫉妬心など起きないようにコントロールしてもらう。
そして、もちろん、相手のその権利も尊重する。
新しい相手ができても、もちろん、もともとのパートナーも大切にする。
これが全員できれば、人類は次のステージに行ける。
みんなでポリアモリーを実行できれば、不倫もなくなるだろう。
いや、人間には『背徳感』という刺激も残念ながら備わっていて、こっそりやるからこそ燃え上がる人たちがいるから不倫はなくならない。
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結局、いろんな人がいるからわかりやすい、共通のルールというものは残っていくのではなかろうか?
多くの人にとって、結婚制度というルールは運用しやすい。
が、しかし、人を頼らず自分たちルールで問題も解決します!と覚悟を持って、本来の願望を実現できる人達もいる。
国境ではなく、そういう価値観の合う人同士で地域を作って、自分に合う土地で自由に暮らせる未来もアリだな。
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noteをはじめて、『スキ』をもらえるのがとってもうれしい!って感じてます。
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