『こっから』届ける情熱
今年の頭に、たまたま妹からSixTONESの『声』というアルバムを借りました。
普段あまり聴かないジャンルだったんですが、このアルバムは凄かった。推しとかそういうのよりも、彼らの音楽に惹かれたって感じ。
アルバム『声』から本格的にSixTONES知った私のフェイバリットソングは『人人人』『共鳴』『オンガク』だったんですけどね。
そこに飛び込んできたのが『こっから』という新曲。
いやーー…やられましたね、完全に。
もしかしたら一番好きになってるかもしれない。
『こっから』はSixTONESの10枚目のシングル曲で、日テレ系日曜ドラマ『だが、情熱はある』の主題歌です。
こちらのドラマは南海キャンディーズの山里亮太さん・オードリーの若林正恭さんのお2人を中心としたフィクションのような実話のドラマ。
SixTONESの森本慎太郎さんが山里さん、King&Princeの髙橋海人さんが若林さんを演じるとあって注目度も高い作品です。
お笑い好きは勿論ですが、テレビ好きな人も楽しめるんじゃないかなと思います。
で、このドラマの第1話を見てて「2人とも再現度高ぇーなオイ」って思ってたら、突然流れ始めたのが聴いたことないけど聴き馴染みがある声とメロディ。
EDクレジットに載ってない謎の曲。
流石に私も「SixTONES?!」と気付いてしまった。
いや発表の仕方エグい。これファンの方々飛び跳ねちゃったんじゃなかろうか。
そして翌日の朝の芸能コーナーで曲名を知るという……順序めちゃくちゃだぞ!!と思いつつも、何かそういう枠に収まらない所に、ニワカながら「SixTONESらしさ」を感じてしまったり。
記念すべき10thシングルにこのタイトルをつけたのも良いなって思うんですが、何よりこの曲には更にドラマを盛り上げる力があるんですよね。
情報解禁された時、作詞作曲などが分からなくて「もしかしてCreepy Nutsとか?山里さんと若林さんのドラマだし…」と思ってたんですよ。
作詞・作曲 SAEKI youthK
「待って??めちゃくちゃ見覚えあるぞ??」と調べてみたら、めちゃくちゃ知ってる名前でした。佐伯ユウスケさん…知ってるぞ…!!
冒頭に書いた私が好きなSixTONES曲は勿論、もっと前から色んなアーティストの歌詞や曲を作っているお方だということをここで知る。
そうか、貴方がマイフェイバリットソングメーカーの人でしたかぁ…いつも名曲を生んでくれてありがとう…。
ここで改めて思い知らされるというか納得したんですが、今までの提供曲を見てると佐伯さんSixTONES理解度がハンパじゃないですよね。
『こっから』の激しく入れ替わるラップソロの歌割りの難易度、そして歌詞に込められた『だが、情熱はある』とSixTONESへのメッセージ性。
彼らなら歌える曲だ、彼らだから歌える曲なんだってぐらい信用してる感じを肌で感じました。
特に痺れたのが「Rollin」「転がってけ」というワード。
なんとなく有名なバンド、ローリングストーンズを思い浮かべる人も多いんじゃないでしょうか。
ポジティブにもネガティブにも捉えられる言葉ですが、私には「転がらなきゃ何も変わらない」「転がった先で何者かになれる」という変化を助長するような歌詞だなぁと思いました。
「何者かになる」はドラマでも大きなテーマの一つだと思います。
そして10枚目のシングルを迎えたSixTONESは、私からしたら充分に何者かになってると思うんですが、それでも『こっから』でまだまだ転がっていくぞ!という気合いを感じました。
…なるほどね…
Rolling SixTONESってことね…。
謎の納得をしながら天を見上げてしまったんですが、恐らくSixTONESファンの方々はとっくに気付いてんだろうなぁ…。
あ、ちなみにCD発売日は6月14日とまだ先なのでMVをYouTubeで見てます。
良すぎるので是非ともご覧いただきたいです。
いやこの衣装着こなせるのこの人たち以外に居ないだろ…。
あとこれをステップダンス踊りながら歌えるの…?という動揺。
実際にテレビやライブなどのパフォーマンスも見てみたいですね。
あ、変わらず好きなこの曲も一緒にリンク貼っといちゃおうっと。
これでSixTONESの見方が変わったというか、良さを知ったというか。
もちろんアイドルなんだけど、良い意味でアイドルらしさがない。
アドリブなどでその場のリアクションや空気で音楽を届ける様子が、まさにLIVEって感じで私は好きですね。
あと、やっぱ生バンドっていいよね!!
そんな感じでまたこっそりと彼らの音楽を追いかけて行こうと思います。
おすすめの曲あればご教授いただけると幸いです。
最後になりましたが、SixTONESについてまだまだ浅い知識の人間が発売前の新曲でこんなに語ってしまい申し訳ありません。
CDは必ずや買いに行きますのでご容赦を…。
今日はこのあたりでお開きです。