地唄の撥は重い

先日のお稽古で改めて思ったけど、地唄三味線の撥はでかくて重い。撥の重さで弦を弾くのだそうで、それは納得。しかし体格の割に手は小さい私には、大きさも重さもあるシロモノを正しく持つのはかなり慣れが必要そう…と、思い始めたら、自分の撥が欲しくなってきた。

まずはお値段を調べてみる。高い。お稽古で使わせてもらったのと同じような鼈甲を使ったものだと、かっこいいがマジ高い。新品だと数十万円とか中古でも数万円コース。象牙とか水牛とかの素材なんて更に無理でしょ。これは無理…。

と思ったら安いのが。プラスチックのもあるのか。でも重さがないとダメって話じゃ、それはないか?あら?200g超えなの?鼈甲のやつどのくらいだろう…あ、だいたい同じような重さに合わせてあるのか。待て、大きさ本当にこれでいいのか?いったん教室で確認した方がいいんじゃなかろうか。いや待てないしメールで聞いちゃえ。

メールで教えてもらったこと;開き(先端の広いところ)は130〜135mm、丈(全長)が230〜240mm、才尻(下の太いところ)幅3mm前後。それを元にいろいろ見てみると鼈甲で重さは230〜240gくらいが適当なのかな?うん。プラスチック撥でもいけそう。

そんな流れでポチってみた。早く届かないかな。撥だけあってもどうなんだとは思うけど、マイ撥でお稽古も行けるならいいじゃないか?更にやる気アップで。待ち遠しいぞ。

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