2019.4.2 カレン・カーペンターの凄さ
久しぶりにカレンの歌をちゃんと聞いたけれど、これには舌を巻くしかない。
一緒に歌ってみて驚くのは、低いキーのことだ。
男性キーを平気で出してくる。
それが、そこまで低く聞こえないのが凄すぎる。
まるでオクターブ上で聞こえている体感。
もっと検証する必要はあるけど、もう、凄すぎて、嬉しい。
まるで、オクターブのタブリング効果さえ感じる。
幸せ。
ジェイムス・テイラーもだけど、原音が低い音の倍音を出せるってことが、一番歌が美しく心地いいものになる必勝法だと思う。
低い声のオクターブを意識すると、ちょっとそれがうまくいくと、本当にオクターブ上を歌っている錯覚になる。
これは、うまく説明できないけど、日本語を使う時には絶対に使わない筋肉の機能を使っていると、断言できる。
日本語をいつも通り喋ったあとで、この機能にチューニングすることの、難しいことなんの。。
イメージでは、声帯で原音、頭部ではオクターブの倍音が聞こえている。
それがうまく調和して、音楽になっている感じ。
本当に幸せな音がする。
そして、カレンの歌う原音と倍音がこれほど’’調和’’している歌を僕は他に知らないかもしれない。