窓越しの世界 2022.1.29~2.8
1/29【新しい戦国時代】
能ある鷹が爪を差し出している。
うっかり手を出すと傷を負う。
新しい戦国時代。
1/30【スキップ】
たまにはスキップをするといい。
タブレットに指を滑らす方ではなくて。
忘れていたことを思い出したりする。
1/31【それが得られる】
勇足をしなければ、わからないことがある。
成功も失敗も、経験。
どこで引けばいいか。
それが得られる。
2/1【迷わずに】
買い物カゴに迷わずイチゴを入れた。
生食用の牡蠣や黒ビールも。
そういう状態は好き。
2/2【まぶたって】
トトの寝顔に燦々と陽が当たっている。
まぶたってありがたいね。
目を閉じて、透ける光を感じてそう思った。
2/3【珍しい】
目が覚めて。
昨晩録音し忘れたメロディーのことを思い出して後悔した。
すぐに思い出せて、一曲できた。
思い出せるのは珍しい。
2/4【一歩進む度に】
小さな諦め。
諦めに対する納得。
その深度に目を凝らす。
一歩進む度に。
2/5【メロディー】
伝えるために形にしていく時、
具体性が奪っていく包容力がある。
それを保ち続けるためのメロディー。
2/6【そうぞうの輪】
想像は音を創造し、
音は想像を創造する。
戻る時なんだろうな、そうぞうの輪に。
2/7【反応】
自発という言葉を解く。
自発などは幻で、
僕らには反応があるだけなのだ。
君に、世界に、僕は反応している。
2/8【希望か失望か】
イメージに科学が追いついてくると何が起こるか。
種明かしのような諸刃の時代がやってくるのだろうか。
失望か、希望か。
どちらに舵を切るかは、それぞれの生き方に委ねられる。