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2019.8.6 その2. 純正律とは、そもそも自然倍音
倍音というのは、そもそも自然界における現象だ。
あれ?
純正律って、そもそも自然倍音なのでは。。
調べてみると、どうやら、そうらしい。。。基本中の基本、、、、。
なんとなく別々に考えていた倍音と純正律は、そもそも同じものなのだという前提になると、いよいよはっきりしてくる。
まず、歌には伴奏のルート音がある。
そしてルート音にも、もちろん自然倍音が内包されている。難しく考えずに、基音となるルートが持っている自然倍音(つまり純正律)と一番調和するピッチを当てていけばいい。
そもそも全ての単音は、純正律の自然倍音と共にあるのだ。
純正律の問題は、オクターブピッチがずれるということだけれど、音楽は単純に純正律の音階を上がっていくわけではない。
ルートに対しての大きな誤差で17セントくらいのピッチ感覚であれば、伴奏のコードのルート音に純正律を当てても支障はなさそうだし、そもそもルート音自体に自然倍音を内包しているのだから、ハーモニーはそっちの方が素晴らしいだろう。
音は、自然界からの贈り物だ。
人間は知恵を絞って平均律を作ったけど、その中にも自然の調和が存在するのなら、そこに身を委ねよう。
人類の知恵と、自然界の融合。
それが音楽だ。