【一人挑戦中!】中止になってしまった梅の種飛ばし大会に想いを馳せて
お祝いのメッセージやメールを下さった方、本当にありがとうございました!
今朝のニュースを見ると、フランスでは、映画館やカフェまでもが閉鎖になる事態のようです。
社会のムードは、ウイルスよりも早く僕たちのところへ届きます。
そんな世界の動きを見ていると、僕自身もライブ活動をどうしようか、本当に悩んでしまいますね。
昔、坂上二郎さんがこんなことを言っていました。一言一句同じではありませんが、「戦時中の空襲の最中でも、隣の家に火が付くまでは、その実感に乏しい」と。
我が身を思うと、病気になって初めて健康の喜びを感じたりするものです。実際のところ、コロナウイルスがどこまで危険なものなのか、様々な情報が飛び交い実態を掴むことは難しいです。
そして何よりも、一番恐ろしいことは「未知」なのだということ。
子供の頃、夜中のトイレに行くのが怖かったのは「暗闇に何かがいるのでは?」という未知への恐怖。
真っ暗な廊下に明かりを付けたとしても、その向こうには暗い居間がある。通りに面した僕の家だと、真夜中の交差点で光る点滅信号の赤色がカーテンを不気味に透かしていました。
今の世界は正にそんな具合でしょう。
本当に、ライブ活動をどうしよう。
僕の見ている暗がりは、もしも自分の催しで感染拡大の温床になる事態になってしまったら、、という闇。
いつだかこんな話も耳にしたことがあります。
戦争というものが起こるとき、そこには「恐れ」が巣食っている。
恐れるに足りない事を恐れ、それが連鎖したときにはもう収集がつかない。
今は、その途中かもしれません。そして、恐れていたことなど取るに足らないもっと恐ろしい事が起こってしまう。
歴史は繰り返すとはよく言いますが、人類は少しずつその教訓を得ているはずです。
ウイルスがもたらす、本当に恐ろしい事とはなんなのでしょうか?
そしてこの時代で、僕たちが本当に見なければいけないのは?
不謹慎かもしれませんが、本当に怖いのはウイルスではなく、このムードだと思います。
もちろん、ウイルスは怖いのでしょうが、その恐怖で人々の心がしぼんでしまうことが何よりも怖い。
それぞれに出来ることは限られているでしょうが、皆さんも少しでも手に届くところに楽しみを見つけて、この時代を元気に乗り切りましょう!
そして種飛ばし、、
集団でやるのは控えましょう笑