2019.6.8 純正律の3度と6度、7度、
純正律はルートの音に対して平均律と比べると、
2度は+4セント
3度は−14セント
4度は−2セント
5度は+2セント
6度はー16セント
7度は−12セント
ということがわかった。
さて、歌を歌ってみる。
これまで、うまくピッチが取れないと思っていたところが、、、
ずばり、、3度と6度、7度だった。
ずれているわけじゃ無いけれど、なんかしっくりこない、、、というかどこにピッチを当てたらいいのか定かでは無いという感じ、、
そう思っていたけれど、、
3度と、6度を純正律のイメージで歌ってみると、、
解消、している、、
3度、6度、、、7度結構メロディーで使ってると思う。
他にも、短3度や短7度とかいろいろ、あるけど、とりあえず。
声をチューナーに合わすことはできるけど、和音に飛び込んだ時に、なんか違和感あったんだよな、、平均律のピッチはなんか調和が良く無いというか、、
自分のイメージしていた音が、ルートに対して、純正律の−14とか−16のイメージだったとしたら、違和感あるに決まってる。
自分の歌は結構フラットする傾向がある自覚があったのだけど、推測するに、3度6度に合わせていて、ルートに戻ったとき、1度とかも引っ張られてフラットしていたのだろう。
和音の中でルートがフラットしたらそりゃ、フラットしてるところ、目立つだろう、、。
そして、最近は音程通りに歌えてる気がしたんだけど、少し上ずっているきもしていて、多分ルートに正確に平均律で歌っていると、自分のイメージしている純正律の3度6度7度に対して、10セント以上も高く歌っているわけだから、上ずってきこえるよな、、、。
昔、笹倉くんって、耳がいいよね、って言われたことがあって、自分では全然音程取れないと思っていたから実感なかったけれど、あらかじめそういう耳で音楽を見ていたのだとすれば、直感的に純正律の心地よさみたいなのを感じていたのだと思う。
レコーディングの時はボーカル録りに本当に苦労していて、納得のいくテイクがなかなか取れなくて、いつも途方にくれる、、。すごい時間をかけて、導き出すテイクは、多分純正律に近いところをすくい上げている気がする。
なんか、またひとつ謎が解けた感じ。
ここのところ、フィジカルばかり追っていて、ちょっとスランプ気味だったので、過去を振り返り、倍音とか、純正律とか、もう一度調べている。
今日は、純正律のことをもう少し振り返って、自分の歌に当てはめてみて、納得のいく発見があった。
ちなみにliving Day という曲、これまで平均律でピッチを当ててもどうもしっくりいかないところが、全て、3、6、7度だった。。。。
平均律と純正律のピッチの差が大きい3、6、7がしっかり見えていれば大丈夫。
大丈夫だけど、常に見ながら歌えるわけではないから、感覚を体に叩き込まないといけないわけだ。