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9/7 つぼみ大革命ワンマン『きゅん』

2024年9月7日
つぼみ大革命ワンマンライブ~きゅん~


場所はヨシモト∞ホール。



ご覧の通りこの日はダイタクを見てからダイカク(※)を見られるという

超ダイ夜祭が開催されていました。

※ダイカク:つぼみ大革命の通称




18時スタートということで。

この多少のお腹の空き具合に対して

ファミチキでも食べようか、ななチキでも食べようか、
はたまたLチキでも食べちゃおうかと迷いつつ


ハチ公改札からスクランブル交差点の信号が変わるのを待つ。



渋谷センター街を歩きながら

ライブ後に行く候補の店を物色しているとあっという間に会場に。



前回は∞ホール内でそいつどいつの刺身さんに遭遇したので、今回は誰に会えるかな?と思いましたが会場に着いたのがギリだったので、ゆに96大革命(ex.くるくるチリチリ天然ブロッコリー)さんと、てつ(パーマン4号)さんにしか会えず。



(これがホントのそいつどいつだねゆーて)


(やかましいわゆーて)



さて余談はこの辺で、ライブの感想に。



あまりこういった感情は抱かないタイプですが、
人の本気というものを全身で感じて、このグループが望む未来がくるといいなという気持ちが湧きました。



ちなみに配信は見ていないので完全現地記憶です。
もう一週間も経っちまったからどうなるか。






「僕の名前はうたっちょん。Google Pixelを使っています。」



急にどうしたと心配に思われるかと思いますが、
小田凱人さんがパリパラで金メダルを取ったタイミングで
私もちょうど会社のスマホをGoogle Pixelに機種変しましてね。


それ以来ずっと頭に流れています。

勘弁してほしいです。







この日のライブは新曲スタート。


(ホントにGoogle Pixelのくだり要らなくない?)




「新曲あるよ!」と事前告知はあったものの、
『9(ナイン)』に変わる自己紹介ソングだとは!


これはアツい。

おまけに新衣装じゃぁ~あ~りませんか。



曲名は『つぼみ大革命』。


素晴らしい曲名。これ以上ない。




AKB48の『AKB48』を彷彿とさせる。



SKE48の『SKE48』も彷彿とさせる。
(それはそう)




お気づきの通り当然、HKT48の『HKT48』もありますが


キリがないのでこの辺で。




『9(ナイン)』という曲が非常に素晴らしかった分、
7人体制の自己紹介ソングのハードルもおのずと高くなりますが

しょっぱなの優華さんのディズニー感から素晴らしく
かなり好みの曲。


1人をピックアップして他のメンバーが歌う構成のベースは『9(ナイン)』に似た要素もありでとてもよかった。



正直、ライブの1曲目は音響があまりよくないことが多く、
これはどのアーティストもそうで。
いくらリハしてても人が入ると音の響きも違うのでなかなか難しいし、お客さんも耳が慣れていない。


そのため歌詞が聞き取れない部分が多かったことは否めないのですが


それでも


「スギヤ」という歌詞だけは明確に聞こえました。



新曲の配信開始は10/2とのことで、今から楽しみ。本当に楽しみ。




新衣装も、それぞれの特徴が出たこのグループらしい衣装。


ソイヤさんのギターも、スギヤさんの王冠やタスキも、

つぼみ大革命の衣装はこうでなくっちゃ。


推しであるとっさんこと糸原沙也加さんの衣装もかわいくて、
「ん~プリティプリティ」となりました。プリティたかしだった場合。


歴代の中でも好きな衣装になりそう。





今回のミュージカルコントのストーリー概要としては、

恋愛目的で会社に就職し、運命の人を探すスギヤ。

そこでなんとか君(なかやまきんに君方式ではなく忘れただけ)と何年振りかの再会。

良い雰囲気になり、スギヤ的にはもうどちらが告白するかだけの段階と思いきや、なんとかクン(さかなクン方式ではなく忘れただけ)に「友達としか思ってない」と言われフラれてしまう。

傷心のスギヤは、なんとかくん(他に例えあるひといる?)から「こんなに面白い女性いない」と言われた事から吉本興業の門をくぐる。

そこで参加した相方探し合宿でツッコミの才能を開花させ、ボケの面々からモテモテに。
バチェラー方式であーだこーだあって、絆が芽生えあーだーこーだ。


というストーリー。




まずOPの映像が毎回すごい。

1人1人のメンバー紹介の映像で


きゅぴん、きゅりん、「杉山優華」どーん


みたいなデカめのライブでよくあるやつ。


これが本当に良い。


これがあるだけでもうめっちゃ良いライブに来た感じする。

みんなこれやって欲しい。


今回は初回のこのワンマンライブ自体のOPと、
後半の物語の中のつぼみ大革命のOPの
2回も見れた。


後半の「蓮舫と同じシステム!(どーん)」には大変笑わせていただいた。




コントの中でシチュエーションにあった曲が要所に入って、
ライブとコントが融合して進んでいくのがこのデカワンマンスタイルですが、


つぼみの曲をショートアレンジにしたりしつつ、
これまでのワンマンの中でもトップクラスに良い流れでかつ聞きたい曲もたくさん聞けたなと。



『いつキスすんねん』『マジモテんわ』『あなたに決めました』などの直接的に話に合っているものはもちろん

『TOO BAD』や『2人だけのStory』の使い方もシチュエーションにピッタリかつメンバー割りも素晴らしく、ここまで曲数があると何かの曲は使えるというところまで来ているのかもしれないが、わりと最近の曲たちを上手く使っているからな。

『ちゅき♡らびゅ ~HARD~』も毎回必ず入る名曲だけど、この曲の一番の見せ場であるスギヤさんの落ちサビをあえて使わず、短い尺でいったのも今回の内容としてベストな組み込みだったと思う。



相方合宿でスギヤが選んだのが、かまぼこさんとしよりさんの2人で納得のチョイス。

「薔薇」ではなく「モノ」を渡して、選ばれた人がモノボケをする流れも、
活字にするとおもしろくないけど現場ではめっちゃ面白かった。


しよりさんの「生ごみじゃないですよー」みたいなセリフの言い方もなんかよかった。



スギヤに選ばれなかった人たちがそれぞれ進みだして、

糸原さんとお茶濁しライダーがコンビを組む。

その二人の漫才中にソイヤさん乱入。


乱入シーンも無駄によしもと∞ホールの客席入口から乱入するという「どっかで見たことある演出」が笑いになるという不思議なおもしろ。




そこからの久美子さんとしよりさんの選ばれなかった側の心情からの「TOO BAD」と、あるべき人たちと進み始める「2人だけのStory」がなんかよかったんですよ。合ってて。



関係ないけどお茶濁しライダーの人気がすごい。


個人的にもお茶濁しライダーが好きで、
また見れたことに感動すらあったわけですけど


お茶濁しライダーがスベるべきシーンで、会場が手拍子で盛り上がりまくっていたのはよくはなかったでしょうね。



まぁお茶濁しライダーが面白すぎるのがいけないわ


占い師やらせても何やっても水森依音さんがおもしろすぎるからなあの人




ちょっとコントから離れた感想になっちゃいますが、
自分は特にしよりさんの歌を聴きたくて仕方ないので、
今回の『いつキスすんねん』や『TOO BAD』は特に良かったなと。


TOO BADはさきほど書いた通りシチュエーション的にも良くて、
これまでのTOO BADの中でベストを見たと思う。



しよりさんの歌が良いということはみんなわかっていると思いますけれどもまだまだ足りない。もっと聴きたい。


俺はしよりさんの歌をとても良いと思っていますが、
このグループはしよりさんの歌をまだまだ過小評価している。
もっともっと歌唱評価すべきやねん。


(うまいこと言わんでええねん)


(そんで嫌な関西弁使うな)



まぁとにかくもっとガツンと「しよりさん」「しよりさん」でゴリ押す曲があっても良いというか、そんなライブをしますという日があっても良いと思う今日この頃です。


この前の生誕でソロやってたらごめんだけど。
(行けてないんかい)




曲の話だと『スーパーヒーロー』を聞けたのは何よりも大きなこと。



自分のこのグループとの関わりとして、
基本デカワンマンにしか行ってないんですが

『スーパーヒーロー』という曲を初めて聞いてからこの曲の虜に。



この曲が聞きたくて普段行くことのない対バンや、ツボミーティングにも行ったのですが、

自分が行った時に聞けたことはなく、
『スーパーヒーローが聞けな過ぎてキレそう』という
世にも珍しい形の厄介の爆誕です。



大事な曲だからこそ、大事な時に。


というのはわかるのですが、
この世界に絶対なんて絶対にないとわかった上で

この曲は絶対に全てのライブでやって欲しい。


スーパーヒーローが毎回聞ける世の中になったら誰か私まで一報ください。



このワンマンは『スーパーヒーロー』からの『未来への足音』がまたすごかったんや。(関西弁やめろ)

曲同士が曲を高めていた。

これがマリアージュってやつか。知らんけど。




少し戻って物語のお話。


7人でやったらええやんとなってから、

つぼみ大革命を結成。


ここからは現実世界と大きくリンク。


賞レースに挑む姿から

つぼみ大革命が決勝に進出したシーンを見て、
自分の鳥肌が立っていて自分自身でもびっくり。


決勝進出シーンから、決勝に向けた煽りVTR、

決勝に挑むすべてのシーンに感動してしまって。


これはこの物語の話で現実ではないのに。



これが現実になったらいいなと心から思えてしまった。


これまで何年も見てきたのはもちろんあるけど
今日、目の前で見たこの人たちに対して。



去年、THE Wの決勝にいるべきだったとも思うし。
いろいろとファンも悔しさもあるでしょう。


福田麻貴さんからしたらもうね、あとはつぼみ大革命が売れるだけというか。
それはもうずーっと感じているものの、
もう今年は絶対。今年やらないと、という気持ちは誰よりも強いでしょうし。



学園長の「今年のTHE Wは本気でとりに行こうと思ってます」とこちらに向かって言った言葉にはルフィばりに「あたりまえだー!」と思いましたけども。



このグループはTHE Wの決勝に行って良い力があり、
売れてもなんら不思議ではないところにいるのは間違いないので


なんとかなって欲しい気持ちは自分の中のどこかにあるようで、

物語の中で決勝に行った姿にはウルウルしてしまいましたねぇ。




決勝までは主にVTRでハイライト的に進んで

決勝のネタシーンは生で。



目の前でネタを見て、おもしろくて、
今年は決勝でこのグループを見れるのではと。


そんな気持ちにさせてくれるワンシーンで。


このシーンのコントのクオリティが高い事によって、これまでの話がさらによく思えました。




1人1人が本気だからこそ伝わるライブ。

心の底から本気でやってる前提がないと成り立たないライブだからこそ、響くものがあったような気がしました。



毎回、思ってるけども、日頃のソイヤさんのゲーム配信とか見てたら、ライブであんなにずーっとニッコニコのキラキラアイドルだとは思わないけど、見るたびすごい舞台に立つべき人の表情してて、


あの人が1番アイドルだなと毎度思うな。

一人称「オレ」なのに。



というわけで

人の本気に触れて、このグループに幸あれと思いました。


では、ここで見た景色が現実になることを願って。


じゃあの


(「〜かもわかんない」は長嶋一茂の口癖)

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