アルバムができるまで⑥-REC初日-
レコーディング(REC)までの間、各々練習をして初日に備えます。
他人が作った曲をバッチリにしてきてくれるミュージシャンの方々、本当にすごい。神です。GOD!
バンドで8曲分+ボーカルを入れるので、レコーディングは当然1日じゃ足りません。
今回は1日目のことだけ少し書きます✏︎
アルバム制作に着手してからあらゆる段取りに対する感覚が分からず、「こんなに時間とコストがかかるものなのか!」と驚くばかりです。
きっとこれはすべての創作物に言えること。
実際やってみて徐々に体感してきました。
同時に、自分に出来るのか不安にもなってきます....でもやるっきゃない!気合だー!
リハーサルスタジオは学生の時から使っていたけど、レコーディングスタジオは初めてなのでどんな場所かピンときていませんでした。
以下、わたしの想像の中のスタジオ。
映画「Yesterday」「はじまりのうた」「アリー/スター誕生」などで出てくるシーンからこんな想像をしてました。
レコーディング=「歌録りをする場所」
のイメージが強かったので、私の頭の中はボーカルブースメインで他の楽器が登場していません。どうしたものか。謎のスペースとはなんなのか。
どきどきしながらいざ、はじめてのレコーディングスタジオへ!
今回お世話になったスタジオハピネスさんはもうとにかく、すべてがお洒落!全体的にウッディな雰囲気。想像と違いすぎてテンションがあがりまくります。
1階が事務所、地下がレコーディングスペースになっていて、担当楽器ごとに部屋やブースがあります。パーカッション部屋だけ小部屋みたいになっていて、どことなく秘密基地ぽい。ワクワク
これはトイピアノ。グランドピアノの部屋だけ写真がなくて残念
エンジニアの村濱さん
難しそうな機械がたくさん、すごいな〜
画面に映っているのはパーカッション部屋。
それぞれのブースのセッティングを終えたら、
ヘッドホンで音を聴きあってせーので音を合わせていきます。私はバンド演奏に合わせて仮歌をうたいます。
1テイク終わる毎に皆で集まり録音した音を確認します。リズムやキメ、弾き方、コードなど楽譜を見ながら細かく調整していきます。
曲のベースとなるテイクを決めたら、楽器ごとに気になる部分の録り直しタイム。新しく楽器の音を入れたりもしました。
1曲大体2〜4テイク、そこから確認、ベースを決めて楽器ごとに調整していくと1曲録り終わるのに約2〜3時間。
これを8曲分。大変だった!!
私はこの流れに慣れるまで少しワタワタしてしまったけど、それぞれ役割の違うメンバーがひとつの作品をつくっている感じがあらためてとっても好きでした!
お茶とおかしでちょっと休憩〜
⑦へつづく→
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?