良き式と『檀家』騒動~だんかじゃないもん~
今週……じゃない、先週は怒涛の一週間でした!
と、いうのも伯母が亡くなりましてね。
そのスタートライン的なところで躓いたのですが、ある意味面白い経験となったなと思ったのでまとめておきたいと思い筆を執りました!
あ、扱っているネタは少し重いものではありますが、個人的には吹っ切れており全然元気ですので、もし読んでくださる方がいらっしゃった際にはどうぞひとつの読み物として楽しんでいたければ幸いです!!
さて、何に躓いたのかと言うと、「檀家」問題。
檀家とはあれです、お寺さんのサポーター的な存在のあれ。
その話をするには、少しだけ状況を整理しておきましょう。
まず伯母は障害があったので身寄りがなく、我が家が基本的にお世話をしておりました。と、いっても施設や病院にいたので、そこまでのお世話はしていないのですが。
そんな関係だったので、亡くなったときも我が家が葬儀の準備などメインで動いていたわけです。ちなみに喪主は亡くなった伯母と母の姉であるもうひとりの伯母で、彼女もまた自由に動けないものですからうちが実働部隊的なポジションだった次第。
危ないという連絡を受けた後はすぐに事前相談会の予約をするなどし、いつその時がきても安心して旅立ってもらえるよう最善の準備をしました。
そして数日後、伯母は祖父母の元へいったわけですね。
事前にいろいろやっていたので式の日取りなど滞りなく決め、納骨の許可をもらうためにお寺さんにも挨拶、よぉしこれでおっけー!
と、思っていたら、その日のうちにお寺さんから連絡が……。
伯母からの又聞きなので実際にはよくわからないのですが、どうやら要約すると
「お宅さん檀家だから葬儀とかうち通してもらわにゃおかしいぞい~」
的なことだったようです。
檀家……?
いや、誰も檀家になった記憶はないそうですけど……?
てか納骨の日取り決めるときに檀家じゃないですっていったそうですけど……。
そう、祖父母や伯母はもちろん、母も他の家族も、檀家になった記憶はこれっぽっちもないのです。
「祖母のときに葬儀をやったから」といわれたそうですが、祖母は四十九日法要はお寺さんで行ったものの、葬儀自体は別の場所で行いました。戒名などは書いてもらいましたが、それ=檀家になるということであれば、父方の祖父母などもどこかしらの檀家になっているはずでしょう。
そもそも祖母が亡くなった2~3ヶ月後に亡くなった祖父のときにはそのようなことは微塵もいわれませんでしたし。
そのときの葬儀屋さんの手腕?いやいや……?
とりあえず翌日、また葬儀屋さんが連絡をくれるということになったので悶々とする状況でその日を終えることとなってしまいました。
恥ずかしながら私は【檀家】というものについて超がつくほど漠然とした知識しか持ち合わせていなかったので、どうしたら檀家に慣れるのだろうと思い調べてみることにしたのです。
調べた結果、「いや、檀家ではないだろう」という結論に。
だって檀家になるときには契約書的なものを書いたり入檀料を払ったりするのが基本ってどのサイトにも書いてあるけどそんなことしてないもん!
お墓の購入条件が「入檀」という場合もあるようですが、祖父母は委託業者的なところで申し込んでいるので、寺と直接やり取りしたわけではありません。
もしまた檀家がどうだっていわれたら、若輩者がしゃしゃるなと咎められようが私が出ていって問い詰めてやろうか!
なんて思っていたので、そこから更に情報を集めて翌日に備えることにしたのでした。情報はどんな兵器にも勝つんやへっへっへ……
そして翌日……。
これまた要約ですが……。
「お宅さん 檀家じゃなかったから大丈夫でした~!」
的な連絡があったそうです……。
電話を受けた母曰く、「檀家ではなかったそうなので決めた日取りで行う」ということになったのだそう。
ほらみろ~~!!
しかしどうして檀家だと思ったんでしょうかね、責めているわけではなく純粋に気になります。
そんなこんなで出鼻をくじかれたような状態ではありましたが、滞りなく式を終えて納骨までは終えることができました。
(納骨は四十九日と一緒にやるのが一般的かと思いますが、うちにいてもらうスペース的にちょっと厳しいなということで早めに入ってもらいました)
式自体はとてもいいものにしてくださったので大満足です。
休み返上で対応してくださった担当者の方には本当に申し訳無さと感謝がいっぱいでございます!ありがとう永田屋さん!!
余談ですが、いろいろあって初めて霊柩車の助手席に乗りました。
シートベルトをしている感覚がほぼなかったですわ。
あと座席前が広すぎて、足を持て余した結果変に筋肉痛になりましたね。
あれって運転席と助手席それぞれで空調の温度や風量が変えられるんですかね?
CROWNやべー!
以上、少々長くなってしまいましたが、こんなことがあった一週間でございました。
まだまだやらねばならぬことはいろいろあるようですから、精一杯サポートをしようと思っております。
最後にさっそくいたずらをしようとしていた猫の写真を置いておきますね!
以上!!