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【MBA】アカウンティング基礎DAY5:予測財務諸表作成

2024年にグロービスを卒業したので、これまで受講した科目を振り返り学びをまとめます。
一生に一度のMBAライフを楽しみましょう!
※本記事は自分自身の学びの整理で、授業内容全体の共有はしません。


テーマ

予測財務諸表作成

授業内容

今回は長期経営の視点から、企業の成長と安定を支えるための重要なスキルである「予測財務諸表作成」について学びました。
予測財務諸表は、未来の経営計画に基づき財務状況を数値化するためのツールであり、事業運営において不可欠な要素です。

授業では、予測財務諸表をどのような視点で作成すべきか、また実際の作成において考慮すべきポイントについて理解を深めました。
これまでの実務でも予測財務諸表を作成してきましたが、その精度が不十分であることに気づき、真の意味での経営計画として機能していなかったと反省してます。。
この授業を機に、より正確で実効性のある予測財務諸表を作成し、事業活動に役立てていきます!

自分の学び、自社への落とし込み

予測財務諸表作成の方法

予測財務諸表を作成する際に、まず損益計算書(P/L)から始め、次に貸借対照表(B/S)を埋めていく手順が有効であることを学びました。
この方法により、予測P/Lから売上や利益の数値を計算し、次にその結果をB/Sに反映させることで、企業全体の財務構造を明確に把握できるようになります。

具体的には、減価償却費の計上や固定資産との関係を正しく理解し、予測B/Sに漏れなく反映させることが求められます。
これまでは固定資産や減価償却についての理解が不十分であったため、財務予測においても不正確な部分がありました。
今後は、減価償却費を適切に計上することにより、企業の現実的な資金の流れや資産価値を正確に反映させる予測財務諸表を作成していきます。
これにより、経営判断に資する高い精度の予測をしていきます!

トップダウンとボトムアップの予想

予測を立てる方法として、トップダウンとボトムアップの2つの手法を学びました。
これまでは、売上目標を先に設定し、それに基づいて逆算していたため、実行計画が具体性を欠き、細部の課題を見逃しがちでした。
しかし、トップダウン方式にボトムアップ方式を組み合わせることで、より具体的な行動計画を策定できると学びました。

具体的には、売上をつくり出す小さな要素から積み上げ、最小単位で予測を立てることで、必要な行動や課題が見える化されるのです。
このように、組織全体で納得感のある計画を立てることができ、各社員が目標達成に向けて具体的なステップを理解しやすくなります。

たとえば、ROEを分解し、具体的なアクションプランを設定することで、組織のメンバーも自分の役割を理解し、行動に移しやすくなるでしょう。
今後は、目標設定にあたり、ボトムアップの視点も取り入れ、社員が納得できる計画を策定していきます。

予算と実績の差異分析の重要性

予算と実績の差異分析の重要性は衝撃でした。
これまでは、実際の数字と予測が一致しないことも多く、詳細な分析を行わずに次の行動に移ることが少なくありませんでした。
そのため、予算の意図が形骸化しがち。。。

しかし、予算と実績の差異を分析することで、経営活動における内外の影響要因を理解し、精度の高い予測を立てるための指針を得られることがわかりました。
たとえば、外部要因としては市場の動向や経済環境の変化、内部要因としては自社の生産効率やコスト管理の状況が挙げられます。

今後は、予算と実績の差異をしっかりと把握し、各要因を分析した上で改善策を検討することが、持続的な成長に向けて重要だと考えます。
今のところ、外部要因についてはある程度先読みができている実感がありますが、内部要因についても改善の余地があるため、組織全体で内部要因を重視した差異分析の習慣を根付かせていきます。

全体を通しての所感

今回の授業で学んだ予測財務諸表作成の手法や差異分析の重要性は、実務に直結するものであり、経営計画の精度向上に寄与するものでした。
トップダウンとボトムアップの手法を組み合わせることで、より具体的かつ現実的な目標設定が可能になり、各社員が行動に移しやすくなる点も大きな収穫です。

さらに、予測財務諸表を定期的に見直し、実績との差異を分析することで、企業の戦略や目標を実現するためのPDCAサイクルが確立できると感じました。

今後は、予測財務諸表をただの数字の羅列とせず、戦略的な意思決定を支える「動的なツール」として活用していくことを目指します。
これにより、企業全体の目標に対する一体感を高め、経営方針に沿った行動を促進することができると考えています。また、差異分析の結果を活用し、企業の方向性を柔軟に修正しながら成長します!やるぞ!!

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僕は2022期東京校のセクションGです。
これまで先輩や後輩の皆さんと事業連携や相談を重ね、多くのサポートを受けてきました。
恩送りの精神を大切にし、グロービスのネットワークを活用していきたいと考えています。
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歌川貴之@企業顧問/シリアルアントレプレナー
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