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【MBA】マーケティングIDAY1:シャトー・マルゴー

2024年にグロービスを卒業したので、これまで受講した科目を振り返り学びをまとめます。
一生に一度のMBAライフを楽しみましょう!
※本記事は自分自身の学びの整理で、授業内容全体の共有はしません。


テーマ

マーケティングの全体像、成熟市場におけるマーケティングの役割

授業内容

「マーケティングI」の初回では、前回のマーケティング基礎で学んだ全体像を土台に、特に成熟市場においてどう戦略を立て、実行するかを深堀りして学びました。
個人的にワイン市場に興味があり、成熟市場の典型的な例として捉えています。
ワイン市場は、すでに多くのプレイヤーが存在し、競争が激しいため、こうした成熟市場でいかに競合に打ち勝つかを考えることに大きな魅力を感じています。
この授業を通じて、自身のマーケティングに対する苦手意識を克服し、成熟市場における具体的な戦略を立てられるようになります!!

Day1振り返り

AMTULを使ったプロモーション施策の可視化

AMTUL(Awareness, Motivation, Trial, Usage, Loyalty)モデルを用いて、プロモーション施策の図を作成し、どの段階でボトルネックが発生しているかを把握する方法を学びました。
この手法は、消費者がブランドを認知してからロイヤリティを持つまでのプロセスを細かく分析するために非常に有効です。

自社では、既存顧客のロイヤリティは高い一方で、新規顧客の認知が低く、結果として顧客数が限られているという課題があります。
現在、メルマガやSNSをメインに活用していますが、認知度を向上させるためには、より広範な広告戦略も検討すべきだと感じました。
いよいよ大規模な広告キャンペーンの実施が必要なタイミングが来てると思い、当時テレシーに相談していたのを思い出しました。。
土井さんいつもありがとうございます。

環境分析の重要性

マーケティングにおける環境分析の役割についても学びました。
ここでのポイントは、単に市場の動向を把握するだけでなく、そこから機会と課題を見つけ出すことです。
特にKSF(Key Success Factors)に着目しながら、今後は「どうすれば売れるか」という視点を持ちつつ、より具体的な市場アプローチを検討していきます。

顧客ニーズとセグメンテーションの理解

マーケティング戦略を成功させるためには、顧客セグメントを的確に捉えることが不可欠です。
授業では、特に心理的変数を活用したセグメンテーションの重要性が強調されました。
人口動態変数はデータの収集が容易ですが、マーケティング効果に直結しないことも多いため、顧客の行動や価値観に基づく心理的変数を重視する必要があります。
自社でも、このセグメンテーションの手法を用いて、既存のペルソナを再構築し、より効果的なマーケティング戦略を展開していきます。

ターゲティングの明確化

製品とプロモーションのターゲットを分けて考える必要性についても学びました。
特にワイン市場においては、消費者の中でも異なるセグメントに着目することが重要です。
これらの異なるターゲットに対して、製品開発やプロモーション戦略をどう適応させるかが成功の鍵となります。
特にプロモーション戦略では、ターゲットを明確にした上で、ストーリー性を持たせることが重要であると感じました。
ターゲットごとに異なる打ち手を考えたとしても、それらが全体の戦略に整合していない場合、効果的なマーケティングには繋がらないという点が非常に印象的でした。

Place(流通戦略)のメリットとリスク

最後に、流通戦略の選択が持つ影響力とリスクについても学びました。
新しいチャネルを開拓することや既存のチャネルを見直すことには、大きなリスクが伴いますが、それと同時に大きなチャンスも秘めています。
マーケティング施策を考える際には、常にメリットとリスクの両面を見据えた判断が必要だと学びました。

自分の学び、自社への落とし込み

今回の授業を通じて、マーケティングにおける基本的な考え方を再確認し、改めて重要性を実感しました。
特に、マーケティング業界では日々新しいトレンドやバズワードが登場しますが、それに惑わされず、長年にわたって実績のある基本戦略をしっかりと理解し実践することが重要だと感じました。
僕はマーケティングが苦手だという意識が強いのですが、今回の授業を通じてその克服に向けたヒントを得ることができました。

また、高級商材のマーケティングにおいては、顧客が商品を気軽に試すことが難しいため、口コミや権威ある評価が大きな役割を果たすことも学びました。
特に著名なソムリエやインフルエンサーの評価が購入決定に大きな影響を与えることが多いため、どのインフルエンサーにアプローチするかが非常に重要です。
この考え方は、他の高級商材にも応用可能であるため、今後のマーケティング戦略に活かしていきたいと思います。

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僕は2022期東京校のセクションGです。
これまで先輩や後輩の皆さんと事業連携や相談を重ね、多くのサポートを受けてきました。
恩送りの精神を大切にし、グロービスのネットワークを活用していきたいと考えています。
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歌川貴之@企業顧問/シリアルアントレプレナー
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