【MBA】組織行動とリーダーシップDAY1:山口正平とスパーク・コーポレーション
2024年にグロービスを卒業したので、これまで受講した科目を振り返り学びをまとめます。
一生に一度のMBAライフを楽しみましょう!
※本記事は自分自身の学びの整理で、授業内容全体の共有はしません。
テーマ
変革におけるミドルリーダーの葛藤と成長
授業内容
今回からリーダーシップのクラスです。
これまでは自身の経験に頼り、感覚的にリーダーシップを発揮していた部分を授業を通じて体系的に捉え、フレームワークを用いて再現性のあるリーダーシップを学ぶことができました。
特にDAY1は、上司と部下に挟まれるミドルリーダーの苦悩を理解することがテーマです。
ミドルリーダーが直面する課題について実感し、今後の実務に生かしていきたいと感じています。
復習楽しみー!
Day1振り返り
ヒト、モノ、カネの違い
授業を通じて「ヒト」は他の経営資源である「モノ」や「カネ」とは異なる存在であることに改めて気づかされました。
多くの経営資源の中で、ヒトだけが自発的に成長し、意志を持ち、感情を伴って行動することができるため、そのマネジメントは非常に複雑で難しいです。
このようにヒトに対して深く理解しようとする姿勢が、リーダーシップを発揮する上で重要であると学びました。
また、ヒトの成長がビジネスにもたらす影響を考慮しながら、具体的なアプローチをクラスで学んでいくことで、今後の実務に活かしていきたいと考えています。
フレームワークの活用
これまで、自社のリーダーシップのアプローチは社員の意志や考え方を重視し、そのまま受け入れる形で実行していました。
しかし、授業を通じてまず環境分析を行い、その上で適切な人材を見極めて採用・育成することの重要性を理解しました。
つまり、自社の環境やビジョンに沿った人材と仕事をすることが、組織全体の成果向上につながるということです。
今の自社の規模や目指すビジョンを考えると、適切なリーダーシップアプローチを選択し、明確な基準を持って判断することが不可欠であると改めて感じました。
部門最適化の課題
部門最適の罠に陥るリスクは、特に複数の部署が関与するプロジェクトにおいて顕著に現れます。
感情のコントロール方法を学び、「冷却時間」を設けて感情を整理することの有効性について学びました。
さらに、決断をする際に時間軸で考えることで、冷静に判断することが可能であることも理解しました。
このような客観的な視点を持つことで、より的確な判断と部下へのコミュニケーションを取ることができると考えます。
自身の思考の変容
今回の授業で感じたのは、自分自身のリーダーシップスタイルの見直しです。
特に他の受講者とのコミュニケーションを通じて、リーダーは自ら変わることが難しく、他者の支えやフィードバックによって変容することが多いという発見がありました。
具体的には、以下の二点が重要な学びとなりました。
人は人とコミュニケーションを取ることで変わる
他者を変えようとするだけでは成功しない
自社での1on1ミーティングやフィードバックの場を設けることで、社員が主体的に成長する機会を提供しているものの、さらに積極的なアプローチが必要であると振り返りました。
自分の学び、自社への落とし込み
まずリーダーシップとマネジメントの違いについての理解が深まりました。ヒトという経営資源は、単に業務を遂行するだけでなく、時には物や金の価値を生み出し、また同時にトラブルの原因にもなる複雑な存在であると学びました。
起業家としてヒトに関わる「ハードシングス」を経験してきたため、この授業での学びは非常に共感できるものでした。
詳しくはこちらの記事参照
また、事業運営においては「集中しすぎると視野が狭くなる」というリスクについても改めて考えさせられました。
特に、感情が絡む場合には客観性を保つのが難しくなるため、冷静な自己管理やセルフコントロールが重要です。
今後は冷却時間を設けて感情を整理し、業務への影響を最小限にすることで、全体の最適化を図っていきたいと考えています。
さらに、社員の採用や育成についても、単に人材を配置するだけでなく、会社のビジョンや事業環境に沿った適材適所のマッチングを重視することで、より一貫性のある組織運営が可能になると感じました。
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僕は2022期東京校のセクションGです。
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